私もできる?新たな発見!

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こんにちは、科学コミュニケーターの濱です。
涼しくなってきて、過ごしやすくなってきましたね。秋の訪れを感じると、季節の味覚が楽しみである一方で憂鬱にも感じられます。

なぜならば、「衣替え」があるからです。

たかが衣替え、されど衣替え。

夏物と冬物を効率よく入れ替えて収納スペースが混乱しないようにしたい!かつ、来シーズンにまた出すときに取り出しやすいようにしまっておきたい!!と、毎回思いはするものの、水着や麦わら帽子と秋冬の長袖が入り交じる有様です。(泣

衣替え.jpgのサムネイル画像

はぁ、整理整頓上手になりたい...。

やはりきちんと整理をするためには、それぞれの特徴や用途を理解して、分類していく必要がありますよね。

この夏は未来館では「観察」「分類といった科学研究のプロセスを体験できる企画展『ポケモン研究所~キミにもできる!新たな発見~』を開催しています。

企画展については、先日大渕のブログでご紹介させていただきましたね。この企画展に関連して、イベントも実施されます。

今回のブログでは、夏休みに実施されたイベントのご報告と次のイベントのお知らせをさせていただきたいと思います。

前回は、「イキモノ研究所~分類から発見!」と題して、生き物を自分自身で仲間分けするワークを通して、自分なりの視点で新しい発見をしてみようというイベントでした。

イベントの様子.jpgのサムネイル画像

(ワークショップの様子)

分類した生き物は、次の23種です。

ヒト、パンダ、シロクマ、サル、モグラ、ゴリラ、ライオン、ダチョウ、タヌキ、イヌ、ネコ、シマウマ、キリン、イノシシ、カバ、サイ、ゾウ、クジラ、アシカ、トカゲ、ヘビ、ワニ、ウサギ。

参加者の方々それぞれに面白い分類をしてくれました。例えば、「毛皮に柄があるかないか」。

さて、柄のある動物はどれでしょう?全部の動物の姿を思い浮かべられますか?分けて終わりではもったいないので、なぜそれぞれに柄があるのかなども考えてみると面白いですね。参加者の方からは、「周りの風景に体を隠すため」「体温をうまく調節するため」などの意見が出ました。柄ひとつを取り上げてみても、その動物の生活環境などに考えを巡らせることができます。

ちなみに最近の研究では、シマウマの縞は病原菌を運ぶ吸血バエにかまれないようにするためという説が有力らしいです。そのハエは色が均一な場所に着地することを好む習性をもつことや、ハエの体内に残っている血液を調べるとシマウマの血液はとても少ないことが根拠となっています。柄ひとつ取り上げても、まだまだ新しい発見がたくさんあるのですね。

シマウマ.pngのサムネイル画像

(写真出典:JamesDeMers via pixabay.com)

さぁ、皆さんだったらどんな仲間分けをしますか? 身近な生き物を観察することからも新しい発見があるかもしれません。

特に、先ほどの23種類の動物の姿をはっきりと思い出せなかった、あなた!いつもよりもじっくり生き物を観察してみてください。今まで気づかずにいた新しい発見ができると思いますよ。

そしてそして!分類学に少しでも興味を持ってもらえたなら、次の企画展関連イベント サイエンティスト・トーク「あなたと自然をつなぐ分類学~分類から解き明かす地球の自然史~」にぜひお越し下さい!!

動物分類学の馬渡駿介先生をお招きし、分類学の手法や歴史、魅力について語っていただきます。生き物の分類を積み重ねて見えてくる、生き物と生き物のつながり、地球の自然史に触れていきます。

また、生物標本の持つ本当の意味と、永年の研究で出会った感動のエピソードなども聞くことができますよ。

馬渡先生.jpg

<概要>

開催日時 2015年9月20日(日) 14:30~15:30

開催場所 日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー

対象   小学3年生以上推奨

定員   100名

参加費  無料

参加方法 事前申し込み不要。 直接会場にお越し下さい。