日本の常識、外国の文化

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今朝、電車が遅れたためラッシュの混雑が尋常ではなかった。

戦い抜いて未来館にたどり着いたときには、朝なのに一仕事終えた気分。

身動きが取れない車内でふとこんなことを考えた。

こんな状況でも当然のように並ぶ。

乗れないと悟れば次を待つ。

小競り合いはあっても殴り合いにはならない。

・・・当たり前のようで不思議でもあるこの慣習。

先月、中国広州で開催されたアジア各国の科学館が集まる国際学会(ASPAC)で、震災後の日本科学未来館の活動(参考:科学コミュニケーターとみる東日本大震災未来館の人は休館中になにやってたの?)を紹介した。

ASPAC会場にて:3/11当日の避難風景を動画で紹介。発表しているのが筆者。

その中でYouTubeにアップされている地震当日の避難風景を見せた。

秩序を保ち一列で避難階段を降りる様子が注目された。

「いったい何分で全員が外に避難したのか?」という質問。

たしか15分程度だったと思うが、一列で避難する様子は驚きとして映ったようだ。

思えばこれまで日本で避難時間を聞かれたことはなかった。

日本人は小さい頃から避難訓練を経験しており、並んでの避難は常識になっているからだろうか。

海外で発表するとき も、日頃、展示フロアで行う実演のときも、伝えたいメッセージをいかに効果的に届けるか、話し方や演出、スライドの作り方、その場の雰囲気作りなど、あらゆるところに気を配って登壇する。

狙い通りの反応を得たときの快感、いい意味で裏切られるときの緊張と興奮。

どちらも私を成長させてくれる。

今回の中国での発表はあまり気にとめていなかったところへの興味深い反応を感じた。

まずは日本の皆様に科学の魅力を伝えたいと思っているが、そのヒントは意外と違う文化を持つ外国から学ぶことも多いのかもしれない。

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この記事への2件のフィードバック

ボランティアの あさはら です。

最近は、アメリカナイズもとえ日本化された

外国人が増えてきましたね。

震災以降、本当に顕著に!

コメントありがとうございます。

日本も食文化などはかなり前から諸外国に浸透しているようですね。日本の科学へのアプローチもそうなっていけるように、しっかりとした軸を持っていたいです。

未来館は外国からのお客様も多いので、これからもgive and takeの対話を広げていければと思います。

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