前代未聞の大惨事発生 その時、あなたは?

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202X年11月20日  政府が緊急の記者会見を開いた。

新聞は号外を出し、テレビは通常の放送を中断して速報で伝える。

さまざまなインターネットメディアは会見直後からこの話題で持ちきりになった。

会見は、市民が知らないうちに進行していた大惨事に関するものだった。

系外惑星の地質調査がビジネスとして成立しはじめた未来の社会で、この事業を専門とする某企業の研究所の近辺で、企業の職員や近隣住民が前代未聞の健康被害を訴えているという。原因は何なのか?被害は今後どうなっていくのか?

これは、私たちが企画したワークショップ

「サイエンス クライシス~情報のウラオモテ」

(11月20日開催)で使う架空のストーリーです。

参加した皆さんは、この大惨事が起きた場所の近くに住んでいるという設定です。大切な家族を守るために、あなたは何をすべきか? どういう媒体から情報を集め、どのタイミングでどのような行動をすべきなのか? これをグループで議論しながら、実際に決断することで、これからの科学情報との付き合い方について話し合うプログラムです。

半年ほど前になる5月半ば。2010年4月入社の科学コミュニケーター千葉、佐尾、川崎の3人はある思いを胸に抱き、立ち上がりました。

それまで経験したこともなかった3月11日の大震災とその後の原発事故。閉館中の未来館で科学コミュニケーション活動に微力ながらも従事していた私たち3人は、震災に関するさまざまなシンポジウムやイベントなどにも参加しました。

「自分たちも何かしたい」

でも、「何もできない」、もどかしさ。

そして、刻々と変化する震災の状況と社会の流れ。

私たちは社会状況の変化を肌で感じながら、ある疑問が日々膨らんでいくのを感じていました

科学とは? そして情報の選択のあり方とは?

「なぜ科学に関する情報が私たち市民に伝わりにくいのか?」

「新聞やテレビ、週刊誌、インターネットで爆発的に普及したソーシャルメディアは、どのようにしてどんな情報を私たちに伝えようとしているのか」

このような疑問は、私だけのものではない。きっとみんなも思っているはず──これがすべての出発点です。

この想いをかたちにするため、「2011年サイエンスアゴラ 新たな科学のタネをまこう」への出展を決意しました。

話を聞くだけの講演スタイルではなく、参加した方々にも実践的にかかわっていただき、何かを感じてもらえるようなワークショップ形式を選びました。冒頭に紹介したストーリーに沿って、進めていきます。

「どんな情報媒体があるのだっけ?」

それぞれの特徴は?」

次にこのようなことがあったら、どうすればいいのか?

こんな疑問をお持ちの方は、ぜひご参加ください。一緒に考えていきましょう。

「サイエンス クライシス~情報のウラオモテ」

11月20日 (日)12時45分~15時45分まで、東京・お台場の未来館にて。

参加の申し込みはこちらから

http://www.miraikan.jst.go.jp/event/111014166608.html

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