「アナグラの博士の会議」の会議

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左から東京大学・福士謙介氏、 株式会社LIXIL・田中伸幸氏、 筆者。

前回、記事の最後でちょっとだけ告知しましたが、来年1月15日(日)に参加体験型イベントを開催します。

タイトルは 「アナグラの博士の会議・第1回 ~もしもキミがトイレをつくったら!?~」

タイトルからピンときた方、いませんか?今年の夏オープンした展示「アナグラのうた 消えた博士と残された装置」のスピンオフ企画です。

このイベントでは「空間情報科学」を応用すると生活はどのように豊かになるか、様々なモノを通して考えます。

今回扱うモノは「トイレ」

トイレに空間情報科学を組み合わせると、どんなトイレが誕生するのでしょうか?

参加者が実際にトイレを考え、製作し、ライブ配信を使った発表までを行います。

未来の博士たちのご参加、お待ちしております! お申し込み→こちら

「現代の博士が、未来の博士たちに知識を伝える」というのが、今回私が描いたイベントの設定でした。

(イラストの参加者は子どもですが、もちろん大人の方もご参加ください)

イベント設計ノートの最初のページに描いたイメージ

 

未来の博士たちがトイレをつくるイメージ

このイベントに参加した未来の博士たちの子孫が、「アナグラのうた 消えた博士と残された装置」に登場する博士になったりして…なんて妄想を膨らませています。

冒頭の写真は、イベントのリハーサルをした後の会議の様子です。 「アナグラの博士の会議」の会議、というわけです。

私の経験から言うと、参加体験型イベントは事前のリハーサルと調整でぐっと内容が良くなるもの。今回の会議でも、より面白くなりそうな手応えが感じられました。

冒頭の写真左が、現代の博士として登場する東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・准教授の福士謙介さん。 普段は下水道や洪水から感染症の調査をするため、世界各地を飛び回っています。

この日もアフリカから帰国した直後に未来館に来てくださいました。 トイレという空間や人の体内、排泄物や下水道などから、一体どんな情報が得られるのか、そこからどんなトイレが考えられるかを教えていただけると思います。

写真中央が、株式会社LIXIL マーケティング統括部 設備商品部の田中伸幸さん。 田中さんは20年ほど最先端トイレを企画・開発してきた「ものづくり」のプロです。 皆さんが考えたトイレは実際に作れそうか、現場のプロからコメントをいただきます。 すばらしいアイデアが出たら、もしかしたら商品化もあるかも!?

写真右が、私、外口の後ろ姿です。今回の企画と司会を担当いたします。

参加者から、どんな自由な発想が飛び出すか、企画側としては色々な意味でドキドキしています。…が、ドキドキできるアイデアを待ってます!

こんなアイデアが出た!

空間情報科学とは、私たちが暮らす実空間での人やモノのふるまいを計測し、その結果を計算して理解し合うことで、人々の暮らしを支援しようとする科学技術です。

空間情報科学とトイレを組み合わせた未来トイレ…例えばどんなものでしょう?

「うんこと科学」をテーマにブログを執筆中の科学コミュニケーター坂巻たみに、アイデアがないか聞いてみたところ、即座に答えが返ってきました。

坂巻案 『トイレ発電所』

人々の排泄物で発電し、スマートグリッドで効率的に送電できたら…!日本中のトイレ発電所で作られた電力を集めたら、一体どのくらいになるか気になるところ。

さらに空間情報科学っぽくするとすれば、各家庭で人の動きを常に計測し、人がテレビのスイッチを入れたり、エアコンの温度設定を変化させる「直前」に細かく送電量を調整できたら良いですね(よりスマートなスマートグリッドが作れそう)。

講師の福士さんにこの案を見せたところ 「排泄物から発電できますよ。 排泄物内の細菌の活動からわずかな電力を作り出せるんです」 とコメントが。作れる電力は微小なようですが、夢のある話ですね。

では、私の案。

外口案 『婚活トイレ』

福士さん「電話というのがレトロで良いですね」

「出会いはトイレです」なんて素敵じゃないですか!?

最後に

「アナグラのうた」は今から1000年後、人類が消えた未来の研究所が舞台。「空間情報科学」の研究所に残された装置が、人が来るのをただ待ち続けるという設定です。

人類はどこに行ったのか考え始めると、怖い未来かもしれません。

でも、私たちはまだ「アナグラ」の過去に居ます。 「アナグラ」のパラレルワールドにあたる別の未来を想像し、創造するためのチカラを、このイベントで感じましょう。

時間はまだ1000年ありますよ!

LINK

「アナグラの博士の会議・第1回 ~もしもキミがトイレをつくったら!?~」

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