追伸、ウメサオ展

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こんにちは!

立春に一瞬ゆるんだ寒さが、また本気をだしていますね。

 

でも、去る14日はバレンタイン。

火曜の休館日にあたった未来館でも、

「好きです!」だけではなく、「いつもありがとう!」や「お疲れさま!」などなど、

あたたかい気持ちのやりとりがたくさんありました。

 

さて、心があたたまったところで本題に。

いよいよ閉会が週明け20日にせまったウメサオタダオ展。

88刷を重ねた梅棹忠夫著『知的生産の技術』とロシアでもうひとつ。

(会場でそれぞれの刷の88冊がずらりと並んだ様子を見られます!中まではご覧いただけませんが、そちらは書店や図書館で・・・。)

 

本のなかほど、手元の第26刷では93ページに、

「机は、仕事用のと事務用のと、できるだけはなして、ふたつあったほうがいいというのが、いまのわたしの意見である」とあります。

 

これを読んで思い出したのが、ロシアの作曲家チャイコフスキーの仕事場のこと。

 

チャイコフスキーといえば、バレエ音楽「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」や交響曲第6番「悲愴」etc.

美しいメロディーを数多く残し、日本でも愛されているこの作曲家が、梅棹の持論を実践していたからです。

 

モスクワから電車で一時間ほどのクリン市に、チャイコフスキーが晩年暮らし、生涯を閉じた家があり、博物館として公開されています。

 

広々としたこの家の書斎は、部屋の真ん中に据えられたグランドピアノがこぶりに見えるほど。

愛読書をおさめた本棚などの調度品とともに、どっしり立派な机がおかれています。

座ると部屋全体が見わたせ、ちょうどピアノと向かい合う位置にあるので、仕事机かと思いきや、これは手紙を書いたりした事務机なのだそう。

 

では作曲はとみると、こじんまりとした質素な別室の小さな窓に面した、これまた質素な木の机。

 

ふと逆かとおもいました。

でも、創作するなら私だって、冬は一面真っ白な前庭をのぞむ机をえらびます。

窓外に雪のキャンバスがあれば何でも書けそう・・・というのは甘い考えですけど、ね。

 

 

 

ちなみに今、窓からは、みごとに咲いたご近所のロウバイ(蝋梅)がみえます。

香りこそ届きませんが、この黄色をみると、春はもうすぐだと励まされます。

それに、つぼみをたくさんつけたコブシの並木も。

白い花が咲くのはずいぶん先なのに、自然はほんとうに段取りがいい!

 

というわけで、次回はもうすこし科学らしいのお話を。

皆様、ひきつづき風邪にはくれぐれもお気をつけて。

 

 

 

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