トークイベントでチリと生中継!

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4/14()サイエンティスト・トーク「電波で探れ!宇宙の謎-ALMA望遠鏡-」を開催します!サイエンティスト・トークは研究者を招いて最先端の科学トピックスを紹介するトークイベント。しかし今回はこれまでとは一味違う新しい試みを実施します。イベント中に地球の反対側、チリの標高2900メートルにある天体観測施設とskypeを使ったインターネット・テレビ電話で中継を行うのです。

写真:中継予定の観測施設 ALMAウェブサイトより

Credit: NRAO/AUI/NSF, Carlos Padilla Acknowledgement: General Dynamics C4 Systems

サイエンティスト・トークのテーマとなるALMA望遠鏡については前々回のブログでたっぷりご紹介しました。そこで今回はなぜ中継を交えたイベントを開催することになったのかご紹介したいと思います。

事の発端は今年1月に私が担当した未来館スタッフ向けの勉強会。国立天文台ALMA推進室の平松正顕先生をお招きしてALMA望遠鏡についてご講演頂きました。館長の毛利衛をはじめたくさんのスタッフが集まり、質問が次々と出て止まらない活気ある勉強会でした。

勉強会終了後、先生とお食事会へ。そこで先生に、今後やってみたい取り組みを聞いたところ、「いつかALMA観測所と中継をつないだイベントをやってみたい」とおっしゃいました。

宇宙の話は実生活との結びつきが弱いため、研究者を招いてイベントを開催してもなかなか身近に感じてもらいにくいことがあります。しかしイベント中に生中継をつなげば研究現場ではどんな人たちがどんな様子で研究に取り組んでいるのか、そのありのままの姿がわかります。また、観測データを見せてもらったり、参加者がALMAで働くスタッフに直接質問したりもできます。その結果、参加者に宇宙のことをより身近に感じてもらえるのではないかと思い、本イベントの開催を決めました。

観測所があるチリと日本の時差は12時間。未来館の開館中、チリは夜中なので昼間だけ研究する施設なら、実際の研究の様子を見てもらう中継イベントなど不可能です。チリの研究施設との中継は、夜中も観測を行うALMAだからこそできる試みなのです。

イベント当日の4/14には樋口あやさんという日本人研究者が観測施設にいらっしゃり、協力依頼を快く引き受けてくれました。

現在はイベントに向けさまざまな準備を進めています。特に念入りに行っているのは中継のリハーサル。skypeでうまく映像が映るか、会場の声が聞こえるかなどをチェックしています。写真はその様子。

しかし、中継はあくまでイベントのスパイス。ALMA望遠鏡の魅力が参加者に最大限伝わるよう、イベントの構成やスライドもしっかり磨いています。

イベント開催まであと数日。ALMA望遠鏡と中継を行うトークイベントは日本初の試みです。先着順の当日参加制ですが、ぜひ参加して、一緒にALMA望遠鏡が切り拓く新しい宇宙像に思いを巡らせてみませんか?

イベント詳細はコチラ

なお、未来館5Fフロアでは最近ALMA望遠鏡に関する新展示が2つできました。1つはパネル展示でもう1つは映像展示。こちらもぜひ見に来てください。

パネル新展示

映像新展示

関連リンク:ALMA望遠鏡 国立天文台

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