サクラサク in ワシントンDC

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ワシントンDCからこんにちは。

友情の印として日本からアメリカに桜の木が寄贈されて今年で100年。

それを記念して行われている桜祭りで、日本の科学や未来館を紹介するためにこちらに来ています。

[caption id="attachment_13759" align="aligncenter" width="430" caption="ワシントン記念塔"][/caption]

到着から数日。歴史を感じさせる洗練された町並みに、とても親切なワシントニアンたち、それに数々あるとっても立派な博物館(しかもほとんどが無料!)

[caption id="attachment_13760" align="aligncenter" width="430" caption="ワシントンでは多くのホンモノに触れられる。後ろにあるのはスペースシャトル「エンタープライズ」"][/caption]

 

すっかりこの街を気に入ってしまいました。

また、驚かされることもいくつかあります。

例えば・・・スーツ姿のビジネスマンはほとんど手ぶらで出勤。朝夕のメトロには手ぶらのビジネスマンがたくさん。

かばんは!?

ワシントンの女性はみなペタンコ靴を履いている。スーツでも。

危険な目に遭ったときに走れるように?

驚いたときなどにはOh, my god!ではなくOh, my gosh!と言う。

東部だけ?その理由を聞いてみたら、神を冒涜していることになるのでわざと変えているとのこと。

そして一番驚いたのは、こんなに日本を思ってくれている人がいたんだということ。

1ヶ月あまり開催されている桜祭りのクライマックスが4月14日。

[caption id="attachment_13763" align="aligncenter" width="430" caption="街のいたるところに桜祭りの宣伝が。"][/caption]

[caption id="attachment_13764" align="aligncenter" width="430" caption="これが彼らにとってのクールジャパン"][/caption]

 

日本を好きな人、日本に関心のある人が数万人規模で集まり、桜寄贈100周年を祝いました。

われら未来館はブースで、お客さんに地震や桜前線など日本特有の科学文化を紹介するプレゼンテーションをし、Geo-Scopeを自由に体験してもらいました。

[caption id="attachment_13765" align="aligncenter" width="430" caption="みなさんとっても積極的。対話がはずみます。"][/caption]

 

私たち日本人は見慣れている桜開花前線予想図もアメリカの人にとっては珍しいもの。

毎年春にテレビで桜開花予想をチェックして花見を計画する日本の文化を紹介すると、

周りから驚きの声や笑い声が上がりました。

さらにワシントンDCや日本中にあるソメイヨシノは

たった1株から挿し木で増やされたクローンであるということや、

気温などの同条件下で咲くことを利用して開花予想ができる、

という科学的側面にも深い関心を示していました。

あるご婦人は

「日本にもたくさんの種類の植物があるでしょうに、桜だけ特別扱いしてテレビで開花予想するなんて」と言います。

そのとき改めて我々にとっての当たり前が実は当たり前ではないんだと気づかされました。

「外国に出てみて自分の国がわかる」とはよく言ったものです。

Geo-Scopeのコンテンツでよく見られていたのは、

3.11の津波シミュレーション。そして世界の山火事、世界のミツバチの移動。

ちなみに私の見たところでは未来館で人気があるコンテンツは、

3.11の津波シミュレーション、東京の街の変遷、夜の地球、クロマグロの移動(あくまでも田端調べです)。

なぜ、アメリカの皆さまは、山火事とミツバチ??

山火事は、アメリカでは1年を通して頻発しているため人々にとって関心の高いことのようです。

(日本のニュースでも、カリフォルニアの山火事が取り上げられたりしていますもんね)。

じゃあミツバチは?

あまりにも多くの人がミツバチコンテンツを見たがるのであるお客さんに理由を聞いてみました。

アメリカではミツバチが激減しているそう。

ミツバチは蜂蜜だけでなく、アーモンドなどの農園植物の受粉を助ける存在として欠かせないため、数年前から環境保護庁がその原因を調査しています。

このように、文化的背景や環境が違えば注目する科学やその見方も面白いほど違うのです。

[caption id="attachment_13766" align="aligncenter" width="430" caption="まるでハロウィーンのノリ。ちょっと着物とは違うかなぁと思いつつ、自分の国の文化に寄り添ってもらっているようでうれしい。"][/caption]

 

ブースを訪れた人の数はおよそ1000人。

小さなブースで大きな科学・文化交流が行われた日でした。

以上、ワシントンから中継でお伝えしました。

科学、ときどき花見

National Cherry blossom Festival (英語)

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