岩手県大槌町で展覧会を開催しました!

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。一番小さな県、香川県出身の竹下です。

では、一番大きな「県」はどこでしょう?

え?県なので北海道じゃないですよ。

そう、岩手県です!今回は岩手県大槌町で、科学イベント「きみたちの魔法(3月18日~20日)」を開催してきたので、ご紹介します。

[caption id="attachment_16182" align="alignnone" width="281" caption="教育委員会を通じて学校に配布したチラシ"][/caption]

大槌町って、どこにあるかご存知ですか?それはコチラ・・・

[caption id="attachment_16228" align="alignnone" width="430" caption="大槌町"][/caption]

太平洋に面した町で、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルといわれる島を眺めることができます。

[caption id="attachment_16183" align="alignnone" width="314" caption="ひょうたん島から撮影(震災前)"][/caption]

四国出身の私は、東北にはあまり縁がありませんでしたが、この大槌町だけは何度も訪れたことがありました。その時の町の様子を思い出しながら、未来館で開催の準備を行いました。

ガタンゴトン、電車に揺られ開催前日

1月から準備を始め、あっという間に開催前日に。電車に揺られながら、新しい出会いにわくわくした気持ちで大槌町に向かいました。

ところが、町に入った途端、震災後大きく変わった町の様子にショックを受けました。実は、私は会場の下見に同行できなかったので、この時、震災後初めて大槌町を訪れたのです。津波の爪痕が残る町を見て、この時ばかりは「明日は町の人たちは来てくれるかなあ、それどころじゃないのかもしれないなあ」と、不安がよぎりました。

[caption id="attachment_16184" align="alignnone" width="314" caption="会場となった公民館"][/caption]

町の中央にある公民館にたどり着き、この日は展示物の設営を行いました。

いざ、開催!

なんとなんと!時間帯で波はあったものの、予想以上の混雑ぶり!最終的に、3日間で目標の2倍、600人を超す来場があったのです!!

[caption id="attachment_16185" align="alignnone" width="314" caption="会場の様子"][/caption]

イベントで展示したのは「きみたちの魔法」。これは、日本化学会と未来館で制作した移動可能な8つの体験展示です。

[caption id="attachment_16187" align="alignnone" width="314" caption="「きみたちの魔法」"][/caption]

その中でも、人気があったのは「ひかりをためる」という展示物。これは、受けた光をいったん吸収して、エネルギーとして蓄え、次にエネルギーを少しずつ再び光に変えて放出する「蓄光材料」を使っています。ぼんやりと緑色っぽい色に光ります。

[caption id="attachment_16188" align="alignnone" width="314" caption="ステージ上にて「ひかりをためる」"][/caption]

子どもたちは、怪しい暗幕を下ろしたステージの中に、たくさん集まってきました。はじめは不思議そうに眺めている子どもたち。電気は付いていないのに、なぜか明るい。「なんで?なんで?」と、今度は自分の手で実験し始めます。そして・・・こんな素敵な芸術作品が生まれました!

[caption id="attachment_16189" align="alignnone" width="314" caption="実験 ”段ボールをハート型に切って置いてみる”"][/caption]

子どもたちの発想力には、驚きました。

この発案は、原理を理解した上での応用実験です。段ボールを置いた所は、蛍光灯が点灯している間、光を吸収することができません。そのため、蛍光灯が消えて部屋が暗くなってから段ボールを取り除くと、光が当たらなかったところが黒く浮き出てきます。

[caption id="attachment_16190" align="alignnone" width="314" caption="蛍光灯点灯中"][/caption]

また、ハート型というのがとても素敵ですよね。この後、ずっと実験道具として活躍したことは言うまでもありません。

私も、展示の横で子どもたちに偏光板を使ったワークショップを実施しました。

[caption id="attachment_16191" align="alignnone" width="314" caption="偏光板ワークショップ"][/caption]

子どもたちは、こうした触って変化がある体験展示に夢中になっていました。アンケートによると、片道2時間もかけて来たとか、思いがけず長居した、なんて方がいらっしゃいました。参加者に笑顔を届けられたらいいなと思っていたのに、気がつけば元気をもらっていたのは私たちでした。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

瀬戸内海を見て育った私には、日本が太平洋という大海原に面していることがあまり実感できずにいました。しかし、今回大槌町を訪れ、津波の被害を初めて目の当たりにしました。そんな中、少しでも町の方たちに、笑顔と未来への希望を届けられたなら嬉しく思います。

※コメントをする際は「ブログへのコメント投稿について」をご覧ください

※「名前」は、ハンドルネームでも構いません

コメントを残す