お国柄による「省エネ vs 健康」問題!?

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東京お台場、だんだん暖かくなりました。一昨日、東京は桜が開花宣言して、10年ぶりの早さです。未来館の近くにも桜が咲いてきました。

でも、まだ油断してはいけません。来週末は一時的に寒さが戻る可能性があるとの天気予報も出ています。

でもしかし、今回はもうすぐ来る春の話ではなく、寒い冬の話をしたいと思います。

皆さん、オンドル!って聞いたことありますか?

Wikipediaで調べて見ました。説明を引用します。

オンドル(온돌、溫突、温突)とは朝鮮半島や中国の華北北部・東北部で普及している床下暖房である。クドゥル(구들)ともいう。朝鮮式の漢語では「突火煖寢」もしくは「堗厝火」とも。中国語では「炕(kang、カン)」と呼ばれる。

そうです!簡単に言い換えれば、オンドルは韓国と中国北部によく使われる床暖房です。

特に韓国の冬では、家に一番欠かせないのがオンドルです。今回はオンドルにまつわるエネルギーの話を皆さんにしたいと思います。

日本の床暖房といえば、電気式の方が多いようですが、韓国では、給湯器みたいなボイラから熱い水が出て家の床の下に細かく通っているパイプを循環しているので床から暖かくなります。いわゆる温水式が多いです(中国では、最近床暖房ではないが、同じ温水式の壁掛けの暖房も多くなっています)。

ボイラで一回沸かしたお湯は冷たくなるまで家の底を循環して温度が下がったらまた自動的に沸かすことになります。もちろん、その温度も自由に調節できます。

しかし、それに比べて、日本の冬では、まだまだエアコンやこたつを使うのが定番ですね!

暖房でどのぐらいのエネルギーを消費しているか?はこのような図がありました。

欧米諸国や韓国では、全館暖房が一般的であり、家庭用エネルギー消費に占める暖房の割合が大きいです。隣国の韓国だけと比べても、日本の暖房エネルギーの消費が韓国の半分以下になります。国の地理的には冬の温度差が少しあるかもしれませんが、それにしても日本はかなりの省エネ水準だと思います。

なぜなら、日本は快適な暖房水準に至る前に省エネが求められる状況にあると言われています。

その結果、日本の冬では、室内に大きな温度差があります。このため家の中で風邪をひく人が、日本では非常に多いようです。

私の中国の友達は、去年5月に子供が生まれましたが、冬になる前に中国に一時帰国するのを決めました。なぜと聞いてみたら、「日本(埼玉在住)は寒いから!」と言っていました。「ずっとエアコンを付けっぱなしにしても、部屋ごとには温度差も激しいので、子供が風邪引きやすいから心配だ!」と返事がありました。

確かに、日本の冬になると、家ではこのような温度の極端なバリアがあるため、浴室などで脳卒中や心臓病を多発しているのも事実です。

エネルギーの観点から見ると、日本の方が省エネでとても良いかもしれませんが、逆に人の健康管理の面から見ると、日本の冬はどうでしょうか。

地球温暖化問題、エネルギーの過剰消費問題、などなどの地球規模課題があります。

我々はそこの中で、同じ問題に対しても、違う国から、違う視点から、様々な議論をする必要があると思います。

ここではオンドルからエネルギーの問題につながりましたが、実は意外と我々普段、何も意識せず生活する中で、このような地球規模課題の話は溢れかえています。

・・・というわけで、地球温暖化を考えようというワークショップを開くことになりました。しかも、隣、韓国の科学館とオンラインでつながっていきます!

韓国果川(クヮチョン)科学館側の参加者の意見をリアルタイムで聞き、こちらの意見を伝え、地球の未来について話し合ってみませんか。

同じ地球温暖化に対しても、韓国の視点、日本の視点、考え方を少し広げて新しい発見をしてみてください。

※参照

みんなの天気予報 - 「気温差5度は危険サイン」

2013.3.20 追記(情報の参照元)

 

<詳細>

オンライン地球談義「韓国+日本」

開催日時 2013年3月31日(日) 14:15~16:30(受付: 14:00~)

開催場所 日本科学未来館 1階 シンボルゾーン

対象 小学3年生以上

定員 16名

参加費 無料(初出時、入館料のみと掲載されていましたが、不要です。 2013年3月22日 訂正)

申込方法 WEBによる申込、先着順。定員に達し次第、募集を締め切ります。

申込みは、こちらから。

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