地球をめぐる「つながりツアー」

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3月22日から始まる「つながりプロジェクト2013 ~10日間の地球合宿」。石川は「つながりプロジェクト」の3つのツールをご紹介しながら館内をめぐる「つながりツアー」を担当します。3つのツールとは未来館のシンボル展示「ジオ・コスモス」、タッチパネルで自然現象や人間の活動のデータを見られる「ジオ・スコープ」、インターネット上でオリジナルの地図を作れる「ジオ・パレット」です。期間中、日本語と英語のツアーを毎日1回ずつ行います。

【ツアーの参加証(当日、首からかけます)】

 みなさんは、「つながり」というと何をイメージしますか?人間はさまざまなものと関わって生きています。人同士のつながりはもちろん、社会や自然、地球とも何らかの形で関わっていると思います。つながりプロジェクトでは、「つながり」を地球規模の課題を解決し、豊かな未来を目指すためのキーワードとして用いています。

【タッチパネルでデータを見られるジオ・スコープ】

私がこのツアーのシナリオを作る上で最も難しいと感じているのは、ツアー参加者のみなさん一人一人に、地球とのつながりをいかに感じていただくかというところです。ツアーの前半では、宇宙と地球、地球上の生態系、国同士の関係といったスケールの大きなお話が目白押しです。これだけで終わってしまうと、なかなか心には残りません。こうしたお話と私たち一人一人がどのようにつながっているのか、それぞれの参加者が自分と結びつけて考える手がかりをお渡しできることが大切だと思います。

そこで紹介しているのが、館長である毛利衛の著書『宇宙から学ぶ―ユニバソロジのすすめ』(2011年)の一節です。毛利は、私たちと地球のつながりを考える上で「うれしい」という感情に注目しています。

【つながりについてふり返りながらオーバル・ブリッジを降りる】

―最近、何かうれしいことはありましたか?

―わたしたちはなぜうれしいと感じるのでしょうか?

この本での問いかけを読むまで、人はなぜうれしいと感じるのか、私は考えたことがありませんでした。みなさんはどう思いますか?

毛利は、うれしさの裏には何かしらの挑戦があるのではないか、うれしいという気持ちは人間が生きるために獲得したのではないか、と書いています。それは何かをがんばって達成した時かもしれません。家族を作って子どもを育てていくことかもしれません。大変なことがあっても、それを補ってなおあまりあるようなパワーがうれしいという気持ちにはありますよね。

私もつながりツアーの中で、「うれしい」という気持ちをふり返ってもらう時間を作りたいと考えています。地球に生命が誕生してから約40億年。さまざまな生物が生き延びるために闘ってきました。私たち人間の生活も、小さな挑戦の繰り返しです。その挑戦の積み重ねが生き延びることにつながり、「うれしさ」は私たちの挑戦を後押ししてくれるエネルギーなのかもしれません。

【3つのツールが紹介されている「ジオ・コクピット」】

来館者がそれぞれの日常生活や人生を地球サイズでふり返るきっかけを、押しつけにならずに作ることができれば、と願いながらツアーのシナリオを準備する日々です。たくさんの方とお会いできるのを楽しみにしています!

つながりツアー」の参加ご希望の方は以下をご参照下さい。

■期間:3月22日(金)から31日(日)

■時間:日本語版は12:10~ 、英語版は16:10~。どちらも20分間

■参加方法:5階インフォメーション横のデスクにある予約券をお取りください(参加費は無料)

■集合場所:集合場所(5階Geo-Cosmos前の案内看板)

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