Biophiliaの世界へようこそ ビョークは未来館に!

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プレイを押して、Biophiliaの世界に入りましょう。Biophiliaの世界へようこそ。

友達や同僚からよく聞かれるのは「なぜ未来館で働こうと思ったの?」のです。私の答えは「科学と芸術の融合を探求するため」。期待通り、未来館はそういう場所です。次世代のフレッシュでクールな科学コミュニケーションを育てている場所です。今回、お客様にユニークな体験を提供するためにビョークというアイスランドの有名なアーティストとコラボしました。


ちょうど1年前にこの記事を書きました。そこに書いたように僕は昔からビョークのファンでした。今年ビョークが未来館に来ます!私はビョークに関するプロジェクトを準備しているチームの一人です。夢みたい。まだ自分にも信じられないです。7月31日(水)、8月3日(土)、8月6日(火)にはビヨークのコンサートが未来館で行われる予定です(ごめんなさい!チケットは完売です)。でもこれだけじゃなく、「Biophilia Educational Program」というタイトルでワークショップも開催します。ワークショップを説明する前にBiophiliaというのはどんなものかみてみましょう。

ビョークは科学、テクノロジー、そして音楽のコラボレーションを探求するためにBiophiliaというプロジェクトを世界各地で行っています。今年の夏、未来館がプロジェクトの開催場所に選ばれました。未来館のシンボール・ゾーンで7月31日(水)から8月6日(火)までステージの上に楽器が展示されています。ビョークが科学者やミュージシャンとコラボして作った特徴的な楽器です。ライブに来られない方もぜひ楽器を見に来て下さいね!

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Biophiliaのメッセージはどのようなのでしょうか説明させていただきます。

Biophiliaはもともとギリシャ語の言葉で出来ている概念です。Bioというのは「生」、または「生命」または「自然」という意味があります。Philiaというのはギリシャ語で「友情」という意味なんだけど、古代ギリシャ語では「好き」という意味をもっていました。ですからBiophiliaとは、生命、自然、それを形づくるあらゆるものへの愛です。小さな生き物から宇宙の果ての果てで輝く星に至るまでの自然界の万物に対する愛。

ビョークの考えを使ってBiophiliaの本質を探ってみましょう。

Biophilia とともに、やむことのない好奇心がやってくる。自然の一部である私達は知性や感覚を用いて世界を動かしているメカニズムを理解しようとしている。でも、自然は私たちに隠していることがたくさんある。人間が生み出したテクノロジーは自然の中の見えない世界をひもとき、目の前に明らかにする。

見ることも触れることもできないけれど、何より私たちを動かすもの、それは音だ。人があやつることで生まれる音、優しさや感情とともに流れるその音とは、音楽のこと。私たちの創造力の一部を表現する音楽。Biophilia から、あなたは自然、音楽、テクノロジーがどう融合するかを体験するでしょう。あなたの指先から広がるコスモス(宇宙)を旅してみませんか。身体のことは忘れて。宇宙とミクロ世界をつなぐのはあなた自身。今、新しいテクノロジーによって人間と自然をもう一度一つにする革命の瞬間に私たちはいる。そこにたどりつくまでに、Biophilia(自然への愛)を解き明かそう。

・・・ということです。

さて、ワークショップで何をするでしょう?

ビヨークのアルバム『Biophilia』に入っている曲は全部で10曲です。それぞれが科学のテーマや現象とつながっています。

Moon 月の位相

Thunderbolt 雷・電気

Crystalline 結晶の構造

Cosmogony 宇宙進化論

Dark Matter 暗黒物質

Hollow DNA

Virus ウイルス

Sacrifice 性別の相互作用

Mutual Core 構造プレート

Solstice 地球の傾き/季節

この中からワークショップで扱うのは8曲(あなたの一番好きな曲が選ばれるかな?)

[caption id="attachment_29325" align="aligncenter" width="430"]スで行われたBiophilia Educational Programの様子。iPadを使って作曲します。 ブエノスアイレスで行われたBiophilia Educational Programの様子。iPadを使って作曲します。[/caption]

最初に同僚の長谷川麻子か私から、その曲とつながっている科学テーマを15分程度で説明します。次は、音楽の先生が曲そしてBiophiliaのアプリに入っている音楽の「理論」を同じように15分程度で楽しく紹介します。最後に参加者の皆さんがiPadとBiophiliaのアプリを使って自分で作曲します。このサイクルを8回繰り返しますが、曲ごとに説明の仕方は、展示を利用したり、実験をしたりと変わります。さらに、なんと、ビョークのコンサートで使われる特別に作られた楽器も触れることができます!科学そして音楽からひらめきをもらって作曲をしましょう!録音担当とワークショップのリーダーはCurver Thoroddsenさんです。ビョークのチームの一人で今回特別にワークショップのためにわざわざアイスランドから来日します。

 

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作った曲はUSBメモリースティックに入れてお持ち帰りいただけます。お土産はもう1つ。参加者全員にBiophiliaのアルバムを差し上げます。メモリースティックは未来館から、アルバムはビョークのチームからのプレゼントです。

ワークショップは2回、それぞれ、3日間かけて行います。1回目は8月1日(木)~3日(土)、2回目は8月4日(日)~6日(火)。それぞれの回の定員は15人で、3日間すべて出席できる方のみ、応募してください。詳しくはこちらを見て下さい!

[caption id="attachment_29324" align="aligncenter" width="430"]音楽の先生がiPadを使って"Moon"のアプリの使い方を説明する様子 音楽の先生がiPadを使って"Moon"のアプリの使い方を説明する様子[/caption]

私たち科学コミュニケーターと音楽の先生が自然と音楽の共通性を伝え、子どもたちが音楽を作っていくというもので、ビョークが活動を通じて発信しつづけるユニークな世界観に直接触れられる貴重な機会です。

Biophiliaとともに過ごす夏は、創造の喜びと新たな自分に出会う、もしかしたら生涯一度の忘れられないものになるでしょう。

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この記事への1件のフィードバック

すごく素敵なプロジェクトですね。この夏に息子と一緒に行きたいです。

ちいさなお店を始めたので、お休みの日になったぜひ♪

ちなみに店はgallery&cafeでは科学や宇宙の日など企画します。こどもひかりプロジェクトさんに教わりたいことがいっぱいあります。

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