「昆虫サイボーグ」をご存じですか?

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みなさま、こんにちは。蓮沼一美です。

東京は梅雨明けして2週間ほどたちますが、みなさまは夏を感じていますか?

私は毎日暑いと思いながらも、まだセミの鳴き声を聞いていないため、聴覚でも夏を感じられる日を待ち望んでいます。

さて昆虫つながりで、みなさまに質問です。

「昆虫サイボーグ」をご存じでしょうか?

 

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上の画像は、ミツノカナブンに機械をとりつけた「昆虫サイボーグ」のようすです。人間の指令のとおりに飛行します。

この「昆虫サイボーグ」の研究をしているのは、シンガポールの南洋理工大学准教授の佐藤裕崇先生です。佐藤先生は、電気信号を受信する小さなコンピュータを生きた昆虫に組み込み、無線制御ができるようにすることで、将来的には人間が足を踏み入れられない環境の調査や、セキュリティ目的の監視をしてくれる「小さな飛行体」をつくる研究をしています。

多くの可能性を秘めた研究だと思いますが、私は第一印象で「昆虫サイボーグ」の飛行映像に違和感を覚えました。なぜなら、人間の命令に従って飛び立ったり、旋回したりする様子は、通常の昆虫の動きとは異なり不自然だと感じたためです。

そして、この率直な気持ちを佐藤先生にお伝えしました。

佐藤先生は私の気持ちを理解した上で「この研究の可能性について色々な方とお話して、多くの方に共感してもらえる方向に進んでいきたい」と話されました。

研究の方向性も、社会の在り方も、特定の人だけがつくる世の中ではなくなりました。

自分の考えを直接研究者に伝えることで、研究の方向性や社会への伝え方が変わり、可能性が広がるかもしれません。

また自分の価値観や考え方も、多様な人の声を聞くことで変わるかもしれません。

そこで未来館では「昆虫サイボーグ」をテーマに、研究者の声を聞き、参加者が率直に質問をし、研究の在り方について参加者同士で話し合うトークイベントを開催することといたしました。

 

【トークイベント】

サイエンティスト・トーク 翔べ!昆虫サイボーグ

開催日時:小・中学生向け 第1部 7月27日(土) 14:20~14:50

  一般向け     第2部 7月27日(土) 15:15~16:30

開催場所:日本科学未来館 1階インフォメーションロビー

講師   :佐藤裕崇氏

高校生以上を対象にした第2部では、佐藤先生に技術や倫理的な問題を紹介していただき、みなさまからの質問を受け付けます。また、「昆虫サイボーグ」研究について賛成か反対か、参加者どうしでディスカッションを行います。

この研究に対する質問やメッセージはありませんか?

未来の社会で、昆虫サイボーグはどう役立つと思いますか?

この研究を行うことに賛成ですか?反対ですか?

ぜひイベントに参加し、皆様の生の声をお聞かせください!!

 

サイエンティスト・トーク「翔べ!昆虫サイボーグ」に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。

昆虫サイボーグ研究について「予習してから参加したい!」という方は、こちらからマイナビニュースの記事をご確認ください。

 

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この記事への4件のフィードバック

人間に制御機を組み込まれて操縦されるのだから、昆虫本来の動きと違っても当たり前だと思います。

想像ですが、このコントロールは昆虫の三半規管のような所に作用させて制御しているのかな?

それとも意識のようなものを制御しているのか、興味がわくところですね。

意識を制御できるような物であれば、またそれが直接電気信号に因るようなものでなく、可聴音非可聴音を問わず音によるものだったりすると、人間含め動物の無意識に働きかけて誘導するようなことにも使えそうですね。

むしろ昆虫の視覚情報を得るような装置を開発して、センサー代わりにしてみても面白いし、昆虫がどんなものに興味を示しているのか、直接計るセンサーってのも面白いでしょうねw

「昆虫サイボーグ」という研究があること。

私は今回この企画を通して、初めて知った大人です。

そんな素人の成人も世の中にはいます。

それでも本を購入したり、予習のサイトも覗いてみたりしています。専門家の方には笑われるかもしれませんが、やはり入口は分かりやすく、楽しく興味を惹きつけることだと思います。

一応大人ですので、倫理的なことも考えます。

俗にいう悪用ということも、当然考えられるでしょう。

でもこの研究には、そのことも超えた何かがあるはずです。

それを是非佐藤先生の言葉で、将来を担う青少年に伝えて頂けたらと思います。一から倫理上のことを話し合っていたら、時間は幾らあっても足りないはずです。

人それぞれの考えがあって当然だからです。

子供や素人の大人にも分かりやすいイベントになることを期待しています。

のんびり 目覚め様

事前に入念な準備をされてから、イベントに参加頂けることを嬉しく感じております。

ありがとうございます。

第2部は一般向けとして、倫理的な問題に加え、参加者どうしのディスカッションを行う場にいたしますが、第1部の小・中学生向けでは、研究を分かりやすく紹介しながら、研究者の人となりもお伝えしたいと考えております。

第1部の内容は近日、一緒にイベントを担当している科学コミュニケーターの久保よりブログでご紹介する予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。

荻谷知貴様

ご連絡くださり、ありがとうございました。

「昆虫サイボーグ」は電極を脳や、飛行に関わる筋肉に埋め込んでいます。

外から送られた電気信号に反応して、指令の通りに飛行します。

お時間がありましたら7月27日(木)にご来館いただき、イベントに参加して頂ければ幸いです。

研究に対する質問やご意見を、イベントでお聞かせください。

余談ですが、私は荻谷様の発想のひとつ「昆虫の興味が分かるセンサー」が存在したら、

ぜひ使ってみたいと思いました。

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