ネズミじゃないよ、カメラだよ。

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最近妻に内緒で買ったプラモは「ちきゅう」!

いや、ほら、仕事で必要な知識を得るために…。

みなさん、こんにちは。

ぶっちーです。

 

 

そんなアキバ大好き・プラモ大好きな私を含む3人の科学コミュニケーターが、サンダーバード博を担当することになりました。

サンダーバード博担当 1号野副師匠

サンダーバード博担当 2号長倉先輩!!

サンダーバード博担当 3号ぶっちー!!! 

 

という、ヲタ系科学コミュニケーター3名で、この夏のサンダーバード博をこれからリレーブログでお送りしてゆきます。

みなさま、どうぞよろしくお願いします。

 

ファンの方はご存じだと思いますが、サンダーバードは1965年に100年後の未来、2065年の世界を思い描いて作られた作品です。

 

現在は2013年

 

サンダーバードが作られてから48年がたちました。

 

作者ジェリー・アンダーソンが思い描いた未来と科学技術は、すこしでも実現したのでしょうか?

 

今日は、第6話『原子炉の危機』に登場したマイティ・アトムについて紹介します。サンダーバードは戦いではなく、救助をテーマにした作品ですが、シリーズを通した悪役は登場します。

 

フッドという男です。

うーん、ふと眉。

フッド

(c)ITC

 

そして、マイティ・アトムはフッドが送り込んだネズミ型のスパイカメラロボットです。

マイティ・アトム

(c)ITC

 

本物のネズミのように振る舞いながら建物に侵入し、人間の顔を認識して写真を撮ります。

国際救助隊は、メカの詳細はもちろんのこと、パイロットやリーダーが誰なのかも秘密にしているので、フッドとしてはメンバーの顔が撮りたかったのでしょう。

 

あれ?この顔認識機能、聞いたことありますね。

顔認識機能付きのデジタルカメラをお持ちの方もおられるかもしれません。

 

顔認識法のひとつとして、たくさんの顔写真から標準的な顔のモデルをつくり、それに近いものを顔として認識させるという方法があります。

 

8月2日まで、未来館で実証実験を行っている新型アシモは、何人もの顔を同時に認識できます。その仕組みは公表されていませんが、最新技術ではそんなことも可能となってきています。

 

お客様を見渡す新型アシモ!新型アシモ

 

アシモには皆さんの顔の位置がばっちりわかっています!顔認識

 

 

 

また、未来館のメディアラボで現在、展示中の「現実拡張工房」には「サーモキー」という展示物がありますが、これの顔認識はまったく違うやり方です。

 

まず、サーモカメラをつかって温度の高いところ、つまり肌が露出している部分を瞬時に検出します。そして、そこだけにモザイクをかけます。

例えば、諸事情から顔出しNGの放送をする場合、これを使えばオートかつ瞬時に顔を探しだして、モザイクをかけ続けることが可能です。

その場で編集できない生放送のときなんか便利ですよね!!

 

 

その威力を長倉先輩試してみました!

モデル

 

サーモキーの前に立つ長倉さん。

肌が露出している頭と手が、高温を表す赤色で表示されています。

 

ちなみに向かって右半分がサーモカメラの映像、左半分が普通のカメラ映像。

みたいですね、長倉先輩…

サーモカメラ

 

そして赤い高温部分(顔と手)にモザイクがかかるわけですね。

モザイクカメラ文字

 

ただし、肌の部分にモザイクがかかってしまうわけですから、水着など露出の高い格好をしている場合は、モザイクだらけになってしまいます。

また露出が低くても、通気性のよい?夏服を着ていたせいか私は……

 

おおぶちサーモ

 

 

 

全身モザイク!!!おおぶち文字

 

 

 

 

かろうじて、首からさげている名札だけモザイクをまぬがれていますね…

正直、存在ごと放送禁止にされた気分です…

 

しかし、熱を発する機器がたくさんありそうな基地などでは、この方法で人の顔を識別するのはむずかしいかもしれませんね。

マイティ・アトムにはサーモカメラではない顔認識機能がついているのかもしません。

 

そして、ぶっちーとしては、気になるのはマイティ・アトムの両目がカメラになっている点!

 

つまりカメラレンズが横並びに2つあるのです!

 

これは、Nintendo 3DSと同じ!

 

3DS

 

※3DS提供:やっぱり同期の中井努の息子さん。

※私もブログを理由に購入を申し出ましたが、妻に却下されました。

3DSカメラ

 

 

 

 

 

レンズが2つあると、同じ物を左右少しずれた位置から見ることになるので、物までの距離がわかるようになります。これによって遠近感がうまれ、3D写真を撮ることができます。

 

もしかして、マイティ・アトムは3D写真が撮影可能なのかっ??(妄想

 

 

こうしてみますと、少なくともマイティ・アトムはあと52年も待たなくともできそうですね!

 

もし、マイティ・アトムができたら僕なら・・・

 

と言っても、初回のブログあんなことを書いている僕がスパイロボットのどんなに正しい使い方を書いても説得力ないかもしれませんね(涙)

 

 

ですが、時代や技術がどんなに進んでも、「道具は使い方次第」だと私は思います。

 

マイティ・アトムもフッドではなく、国際救助隊のメンバーが使えば、スパイロボットではなく災害救助ロボットと呼ばれたことでしょう。

 

サンダーバード博では、おもに国際救助隊のメカを紹介していますが、フッドのメカもそういう視点でみてみるとまた違ったとらえ方ができるかもしれませんね。

 

企画展概要

TB サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~

会期:2013年7月10日(水)~9月23日(月・祝)

会場:日本科学未来館 1階企画展示ゾーン

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この記事への2件のフィードバック

いつもみなさんのブログを、小学生の息子と楽しく拝見しています。一言もの申したくて、コメントいたしました。

難しい先端科学を簡単に説明してくれるみなさんのブログはとても勉強になるのですが、あなたのブログは正直子供に見せることをためらいます。とにかくカラフルな文字の色やサイズ、「ヲタ系」「存在ごと放送禁止」「下着泥棒」などの言葉。これは本当に国の博物館のブログに必要なものなのですか?教育上悪い影響がないという確信があるのですか?全てを形式張った言葉でかくことは全く求めていません。親しみを持って話しかけてくれるようなこのブログの大ファンなだけに、本当に残念に思います。

あまぎさま

コメントをありがとうございます。

あまぎさまがご不快に感じられるような点、誤解を与える点がございましたら、

私としても残念かつ申し訳ない気持ちでいっぱいです。

表現に関しましては、なるべく幅広い多くの方々に興味を持って読んでいただけるよう努めております。

今後とも未来館のブログの応援をお願いできましたら幸いです。

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