あなたの深海生物は本当にいた! ~メタボ編~

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この生き物、どうだ!

みなさんが作った深海生物

お盆期間中、未来館はたくさんの不思議な生き物たちであふれかえりました。

夏休み科学イベント「それゆけ!自分だけの深海生物」での出来事です。深海の環境とそこにすむ生き物たちの工夫を学び、自分なりのアイディアをプラスして、新しい深海生物を考えていただきました。(イベントレポートはこちら

子どもの発想力と、大人の知恵がキラリ!と輝くイベントとなりました。

 

でもね。

本物の生き物たちだって、負けちゃいません!

 

これはどうだ!と考え出されたたくさんのアイディア。

その中には、ずっとずっと昔から実際の生き物たちが採用しているものもありました。冗談のように見えても、いい作戦だったりして。

イベントで見つけた、「あ、こんなのいる!」な生き物を、2回にわたって紹介します。

 

今回はこちら!

大きくなる作戦の生き物たち

左:お父さんが「自戒を込めて……」と作ってくれたメタボン

右:とにかくめっちゃでっかい!!生き物

 

メタボなメタボンだ、あはは!……で終えてしまいそうですが、ちょっと待って。

これはどちらも、大きくなる作戦ですね。

 

深海生物で、大きなやつといえば……

 

ダイオウイカ!

 

他にもたくさんいますよ。

“グソクたん”と呼ばれ(一部マニアに)愛されるダイオウグソクムシ、ダイオウイカよりでかい!と噂のダイオウホオズキイカ、マンホールサイズのダイオウゴカクヒトデ

深海にはダイオウがたくさん。どれも、めっちゃでっかいです。

どうやら、大きくなる作戦は深海で有効なようです。

 

では、身体が大きいと、どんな良いことがあるのでしょう?

 

それには深海の環境が関係しています。

深海は、基本的とてもエサが少ない場所です。(熱水噴出孔、鯨の死骸が沈む場所など、一部食料豊富な場所もあります。)長い間エサに出会えなくても、大きな身体にたくさんの栄養を蓄えておけば、しばらくは生きていけます。また、敵よりもずっと大きな身体なら、丸呑みにされることもないでしょう。

深海にはほとんど障害物がないので、大きな身体がひっかかって動けなくなる心配もありません。

04-リュウグウノツカイ

イベント向けに作った深海生物カード。(イラストは格内

リュウグウノツカイもビックだけれど、平らな身体で細見せです。

 

とはいえ、大きな身体を動かすには大きなエネルギーがいります。

大きい身体でも省エネできる工夫も必要です。ダイオウグソクムシが4年8ヶ月絶食して、体重変化なし(!)という驚きの省エネ結果も、ダイオウとして生きるために獲得した能力なのかもしれません。

 

 

この夏のイベントは終わりましたが、ぜひみなさんも「自分だけの“最強”深海生物」を考えてみて下さい。

やるぞ!と思ったら、実際の深海生物たちのことも調べてみてください。その気持ちで眺めると、「あはは、へんなの!」と笑うだけでなく「そんな作戦があったか!やるなぁ」と、深海生物たちのことを深く知り、愛することができるでしょう。(愛せないこともあるでしょうが……)

どうだ!と自慢の生き物を考えついたら、コメントで教えていただけたら嬉しいです。

 

次回は、クラゲを2つご紹介する予定です。お楽しみに。

 

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