おかえりなさい、若田さん!

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まいどっ!

 

すっかり「まいど」が定着してきたようで、スタッフからもらうメールの書き出しが

「本田さま」

ではなく、

まいどさま

と書かれることも。
いや、気持ちは分かるんですけどね。
むしろ「本田」がいろんな意味で館内に多いので、わかりやすいんですけどね。

あ、どうも。
ほんだ(まいどの方)です。

皆さま、昨年11月7日は何をしておられましたか?

昨年11月と言えば...

まだソチ五輪も開幕していませんでしたね。
楽天イーグルスが日本一になったり、
南極観測船「しらせ」が昭和基地目指して出港したり、
台風30号がフィリピンを襲って、甚大な被害を及ぼしたり、
同僚の谷明洋がアイソン彗星を追いかけていたり......、


そんな中、1人の男が半年間の長期出張へと向かいました。


出張先は、地上から400km離れた宇宙空間に浮かぶステーション。

そう、若田光一 宇宙飛行士です。

 


 

若田さん出発の日、11月7日
未来館でも打ち上げの様子を大画面に映し、大勢のお客様と一緒にお見送りをしました。

20140515_maidohonda_01.jpg※司会ほんだの横には、未来館館長である毛利の姿も。

 

あれから188日。


年が変わり、ソチ五輪も終わりました。
日本は大雪にも見舞われ、そしてもシーズンが過ぎました。
GWもすっかり終わってしまいましたね。


若田さんは、その間ずっと宇宙空間に居ました。


5人の宇宙飛行士と一緒に、国際宇宙ステーション(ISS)で、数多あるミッションをこなしていました。
詳しいミッション内容はこちらを参考

そして。
ついにミッションを終了して地球に帰ってくる日がやってきたのです。

5月14日、朝7時30分過ぎ。
若田さんら3人のクルーを乗せたソユーズ宇宙船は、ISSを離れました。

20140515_maidohonda_04.jpg(C)NASA

そこから地上への着陸まで、予定では約3時間半
新幹線で東京から新青森までいくほどの時間で、地球へと帰ってきます。

しかし。
「帰って来る」といっても、これが大変。

ソユーズ宇宙船は、スペースシャトルと違って翼がありません。
翼のようにみえるのは、太陽電池パネルです。

20140515_maidohonda_02.jpg(C)wikimedia commons

スペースシャトルと比べると、とても小さな宇宙船です。
その中の「帰還モジュール」だけを切り離し、大気圏に突入します。

火の玉状態を乗り越えて、パラシュートを開いて減速。
カザフスタン共和国にある大きな大きな草原の中に、帰還するのです。

 


未来館では着陸予定時刻の30分ほど前、午前10時半から中継イベントを行っていました。
(ほんだは司会でした)

会場の1階インフォメーションロビーには、お客様が続々と集まります。
皆が見守る中、大画面にパラシュートが映ると心なしか会場の雰囲気もホッとします。

20140515_maidohonda_03.jpg

そして、いよいよ着陸の時...

ドキドキ...

  

ドキd...

  

20140515_maidohonda_05.jpg

配信映像、ピントがボケてるーー!

 

まさかのここぞという場面で、ピンボケというサプライズ演出(?)
会場からは「えー!」という声が漏れます。

しかし!
その後ちゃんと駆けつけた地上待機クルーからの映像にて着陸が確認されます。

誤差のほとんどない、時間通りの着陸でした。

 

着陸から十数分後、真っ黒焦げの帰還モジュールから担ぎ出される若田さんの姿が!

20140515_maidohonda_06.jpg

カザフスタンの青空に負けないくらい、とてもさわやかな良い笑顔でした。
未来館の会場にも温かい拍手が響きました。

今回、日本人初・アジア人初のISSコマンダー(船長)を務めた若田飛行士。

実は、前回のISS滞在後に母校・浦和高校にて学生向けの講演会を行っているときに、こんなことを話していたそうです。

 

「私には、夢があります。次のフライトでISSの船長になることです。」

 

それまで3度の宇宙飛行を経験した若田さんから発せられた言葉。
これは、「夢を持つことは大事だ」というこれからの日本を担う若者に向けた言葉だったのでしょう。
しかし、同時に自身に対してのものだったのかもしれません

 

講演の翌年、若田さんは第39次長期滞在のコマンダーに任命されます。

しっかりと、自分の道を自分の力で切り開き、を掴んだのです。

 

今回掴んだ「夢」は、日本の宇宙開発にとっても、大きな財産となったに違いありません。
そして来年は油井さん、再来年は大西さんと、続々日本人宇宙飛行士が宇宙へと向かいます。

その先に待つ、これからの「国際宇宙開発」とはどんなものなのでしょう。
世界各国が連携する、真の宇宙開発とは、どんな姿なのでしょうか。

今回、若田さんが見せてくれた「和の心を大切に」というリーダーシップが活きていけばいいのになぁ。
...と思ったほんだなのでした。

 

何はともあれ。
若田さん、おつかれさまでした!!!

 

(※1:浦和高校でのエピソードは、本年度埼玉県から教員派遣で未来館に来ている、谷直樹先生から聞きました。谷先生は、県立浦和高校の先生なのです!本当にありがとう!!!!)

ほなまたね-。

 

ほんだ

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「おかえりなさい、若田さん!~地上帰還ライブ中継~」
日時:2014年5月14日(水)10:30~11:30 
開催場所:日本科学未来館 1階 インフォメーションロビー
参加者:のべ約250人

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