ラボたんけん!⑥【皆で使う】コンピュータを求めて、お隣へ...

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オフィスや電車の中で、近くの人が見ているパソコンやスマホの画面がたまたま目に入ってしまって、「あれなんだろう?」と気になっちゃうことありませんか?

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(写真:同僚の福田の画面に食いつく松井)

 未来の技術では、人が見ている画面に「ポチッ」とさわったら、自動的に自分のタブレットに情報がやってくるかもしれません。そんな社会に近づく研究をしている方々が、未来館のお隣にある研究棟にいらっしゃいます。

 

東京大学教授の苗村健先生です。

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昨年の今頃、苗村先生の研究に関する展示「現実拡張工房」を未来館に展示していました。

詳しくは科学コミュニケーター堀川・鈴木のブログをご覧ください→ブログ一覧はこちら

 

苗村先生が目指しているのは「みんなで使えるコンピュータ!」

ふだん私たちはコンピュータを使う時、ほとんどが【1人】ではありませんか?

 

でもコンピュータを使ってもっととつながれたら、いろんなことが共有できてもっと楽しい世界が待っているかも!

 

そんなわくわくするお話を館内スタッフ向けに苗村先生からお話していただきました。

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会場はこちら。苗村先生の研究室です!木目調で、壁一面にはホワイトボード。

何かひらめいたらすぐに書き残せるし、みんなとディスカッションもできる。

アットホームな雰囲気でありながら、話し合いはとても真剣です。

 

最初にご紹介した装置の現物はこちら↓

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【SHelective Plus】

 

たとえば会議中

左の学生「こんな画像をネットで見つけたけど、おれらもやってみない?」

右の学生「え?どれどれ?いいかもね。」

      (画面をタッチ!)

      「おー来た来た。じゃこれを参考に企画書つくってみるよ。」

 

こんなやりとりがネットを介して一瞬でできてしまうんです。

 

...でも待てよ。人に見られたくない画面もありますよね。

 

大丈夫。ちゃんと選べます。

イメージ図ですがこんな感じ。

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みんなとシェアしても良いときは!したくない時はにしておけば

人に見せたい画面だけ見せられます。

 

みんなで共有するって難しい部分もあるんですね。

プライバシーをどう確保するか、情報を扱う研究ではとても大事な視点です。

 

さて、みんなで共有するもう一つのヒミツ道具はこちら!

 

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 【CoPlet】

たとえばあなたが何かのツアーに参加したときに、周りの人がどう思っているのか気になったりするときはありませんか?そんな時に役に立つのがCoPletです。

写真右の女性がツアーを案内してくれる人、左側の3人が聞き手です。CoPletとは、3人が手に持っているスマホのような端末で、音声で感想を共有するしくみです。

これは何をしてくれるのかというと、ツアーのお話を聞いてて、自分が納得したときに、CoPlet画面の「なるほど!」ボタンを押す

→すると「なるほど!」と機械が言う

→周りの機械からも「なるほど!」と聞こえてきたら、みんなも納得していることがわかり、一体感を感じながら積極的にツアーに参加できる!

これはもしかしたらシャイな日本人だからこその便利なアイテムなのかも。

普通に声で会話すればこんな装置は必要ないんじゃない?という意見もあるかもしれません。

 

でも、こういう装置によって、現代に生きる私たちが少しでも積極的に、そして楽しくなるなら、いろいろ取り入れてみるのもいいんじゃないでしょうか。

苗村研究室には実はまだまだたくさんの装置が眠っています。海外で展示してきた作品や温度で色が変わる紙...?そんな作品をぜひ見てみたい!と思ったそこのあなたはここをクリック!

実際に作品を見られる機会が夏休みにあります!

 Miraikanオープンラボ2014! 8月22日(金)から24日(日)の3日間にわたり、研究棟のラボを見学するツアーが行われます。

苗村研究室を訪れる回は、8月24日の3回。事前申し込み不要!

11時~、13時~、15時~の、各回1時間のツアーで、苗村先生の研究室と、もう1カ所の研究棟ラボを回ります。

詳しくはコチラ

先生方が作った装置を体験し、「これ、こういうふうに使えるんじゃない?」「こう使いたいな!」というアイディアを言ってくださったら先生たちも、私たちもとても嬉しいです。

これから役に立ちそうなコンピュータについて、みなさんとお話できるのを楽しみにしています!

 

 

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