ラボたんけん!⑧太陽光で世界中を幸せに。

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毎日暑い日が続いていますね。

毎朝ギラギラ日光に照らされながら出勤していますが、この降り注ぐ太陽光エネルギーを1日分の元気に貯めたいなーと思いながら歩いています。

 

ラボたんけん!8回目の今回は東京大学大学院 長谷川哲也先生と松尾豊先生の研究室を覗いてみましょう!

数ある研究室の中でも、こちらの研究室のみ3階の展示フロアからも見ることができます。お気づきになられたでしょうか??インターネット物理モデルの裏側にある研究室です。

物もから研究室.jpgこちらの研究室では「有機薄膜太陽電池」の研究をされています。屋根に設置されている一般的な太陽電池とは違ったタイプ。今回は有機薄膜太陽電池の魅力をお伝えします!

よく見かける太陽電池は、シリコン型太陽電池です↓

ソーラーパネル.jpg

 この太陽電池は硬くて重く、曲げることが出来ないため平らなところに設置します。また、今のような真夏のギラギラとした太陽のもとで良く発電するタイプです。言い換えれば、曇りの日や太陽光が弱い日には発電しづらいのです。春夏秋冬のある日本では一年中安定して太陽光発電をするのはこのタイプでは難しいのです。

 

そこで松尾先生が研究されている有機薄膜太陽電池が注目されています!!

【有機薄膜太陽電池】はそんなデメリットを解消するだけでなく、さらなるメリットも兼ね備えています。

メリット その1 曇りでも発電する

     その2 薄くて軽い

     その3 曲げることができる

     その4 色を調整できる

松尾研究室 新有機薄膜太陽電池.png

注目されつつある【有機薄膜太陽電池】は、将来的には、屋内外の柱や車のボディー、室内など、あらゆるところに設置されることが予想されます。また、カラフルにもできるので、オシャレなステッカーとして窓ガラスに貼ったり、ステンドグラスのようにすることもできます。まさに設置する場所を選ばない、どこにでも設置できる太陽電池なのです。

東日本大震災で被災した駅にも取り付けられ、現地の方々にも光がある安心感を届けることができました。また、都心を走る山の手線の駅でも実証実験が始められており注目されています。こちらの研究室にはその実証実験で使われた太陽電池が展示してありますので、ぜひご覧ください!

 

それで最後にこの研究をされている松尾先生を少し紹介します。

松尾写真picture20100307_clip.jpg                               松尾豊先生

小さい頃の得意科目はなんと「社会」!地図が大好きで、世界中の地図が頭の中に入っているそうです。社会の授業で、多くの国や地域でエネルギーが不足していることを知り、そんなエネルギー問題も砂漠などでふんだんに降り注ぐ太陽光を使えば多くの人を幸せにできるのでは、と考えて太陽電池を研究することになったそうです。

目の前の研究からつながる広い世界に思いを馳せながら松尾先生は日々研究されています。一人の日本人研究者が将来の地球を、そして将来の人々を支えるために努力している現場の空気を実際に感じてみるのはいかがでしょうか?

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Miraikanオープンラボ2014~研究者の"秘密基地"を探検しよう。

今回ご紹介した研究室は以下の時間帯でツアーが実施されます。

8/22(金) 13:00~14:00

8/24(日) 11:00~12:00 13:00~14:00 15:00~16:00

 

参加方法は、開催当日に3階総合案内付近で整理券を配布しますので、整理券をお持ちになりイベントにご参加ください。

 

研究室ってどんなところ?最先端の研究を見たい・知りたい!研究者とお話してみたい!という方、ぜひぜひご参加ください!

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