地球をコロコロ、皆はニコニコ

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ニーハオ

陳ドゥです!

今日は私の故郷、北京の話を少しさせていただきます。北京はいまや人口が1000万以上になっている大都市です。これほど多くの人口をおさめている町は上空から見ると、こんな格子状の構造になっています。

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写真出典:Beijing, IMAGE of The DAY ARCHIVE, NASA

 

道は直線のものと円状のものと二種類があります。このような格子状の町になったのは13世紀、元の時代にさかのぼります。その後、何回も拡大され今の規模になっています。

世界中では格子状の町がたくさん存在しています。日本では京都がその一つです。余談ですが、私は日本に留学して最初の年にホームシックに襲われ、気晴らしで京都に旅行にいきました。京都のまっすぐでずっと伸びていく道路を見ていたら、故郷の北京と重なりました。日本は外国だけど、自分のふるさととつながっているんだなと思い、寂しい気持ちが少しほぐれた記憶が残っています。

ちなみに、北京は夜になったらどんな様子でしょう。こちらです。

Beijing-Seen-from-Space-During-the-Night-is-Gorgeous-2.jpg写真出典:Cities at Night, IMAGE of The DAY ARCHIVE, NASA

格子状であることがよくわかりますよね。写真で見ると、北京では道路が多く存在しているように見えますが、交通渋滞は長年続く大問題です。道路は広くて都心部には12車線の道すらありますが、走る車も多いのです。北京を走る自動車数は年々増加し、2012年の時点で500万台を超え、今年は600万台を上回る勢いです。道路の建設スピードが車の増加のペースに追いつかないせいで、一日の平均渋滞時間はなんと、約2時間になっています。北京政府は交通制限や新車の購入制限、地下鉄の増設など政策を打ち出していますが、抜本的な解決には至っていません。

北京渋滞.jpg写真出典:北京交通新政策,生活,中国警察網

北京の渋滞風景は圧巻ですね(汗)

渋滞は時間の無駄や、事故の増加のみならず、大気汚染の元凶にもなっています。北京の大気汚染問題は世界中に知られている事実です。実は約10年前から、有害ガスを排出する工場は、北京市外へと移転させられはじめています。現在では北京市内で最も大気汚染になる原因は、車の排気ガスだと考えられています。

北京の交通状況はかなり深刻ですが、東京はどうでしょうか。そして、アジアを越えて、ほかの都市はどうなっているでしょうか。少し気になりませんか?

ここで、世界の都市総合力ランキング(Global Power City Index, GPCI)というものをご紹介します。これは世界の主要都市の総合力を評価し、順位付けしたものです1)。世界中の40の主要都市の中で、交通アクセスランクを見ると東京は10位で北京は27位となっていて、東京は北京を大きく上回っていることがわかります。

このランキングを見ていると、世界には本当に様々な都市があるなと実感します。そして同時に、様々な都市があり、様々な生活がありつつも、私たちは地球という一つのホームでつながっているんだな、と改めて感じることもできます。

さて、未来館では「地球合宿」の一環として11月21日(金)~23日(日)に、「地球をころがそう」というイベントが開催される予定です。トラックボールを使って未来館のシンボル展示Geo-Cosmosを動かすことができます。

前回のイベントのようす

1.pngGeo-Cosmos専用のトラックボール

2.png

Geo-Cosmosを動かして、皆さんにいろんな都市を探していただきます。でも、その「いろんな都市」はランダムに選ばれたものではありません。ある共通点でつながっているのです。さて、その共通点はなんでしょう。ぜひ当日会場にお越しいただき、確かめてくださいね。そして、その共通点がわかったときには、少しだけニコッと笑って楽しんでいただきたいと思います。

【イベント実施概要】

開催日時:2014年11月21日(金)~2014年11月23日(日)12:30~/ 15:30~(約20分)

開催場所:日本科学未来館 3階 常設展示フロアGeo-Cosmos前

対象:  小学校4年生以上

定員:  各回10名

参加費: 無料(入館料のみ)

参加方法:当日抽選 ※開始時間までに会場へお越しください。

http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1410211317451.html

引用1):一般財団法人, 森記念財団, 都市戦略研究所, 世界の都市総合力ランキング2014

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