未来館の未来をつくるのは? ~1月2日「クラブMiraikan×毛利館長 交流会2017」実施報告~

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

2017年最初の開館日である1月2日。
「あけましておめでとうございます!」という言葉が、未来館の中でいくつも交わされました。

そんな特別な日に行われたのが、こちら。

 
「クラブMiraikan × 毛利館長 交流会2017」

 

69名のクラブMiriakanの皆さんが館長の毛利衛とともに、クラブMiraikanの未来を描くイベントです。

この記事では、当日の進行を務めたわたくし科学コミュニケーターの坪井が、イベントの和気藹々とした様子をお伝えします。

 

20170111_tsuboi_01.JPG70名近いクラブMiraikanの皆さんにご参加いただきました

 

まずは、毛利から新年のご挨拶。

「クラブMiraikanの皆さんは特別なお客さまです。」と毛利。

未来館は、科学技術と社会をつなぐ場です。その科学技術と社会をつなぐ時に、大切な要の一つとなるのが、日頃から未来館のプログラムに積極的に参加しているクラブMiraikanの皆さんだからです。

 

毛利からの挨拶の後は、リアルタイムでアンケートを取りながら、全員でクラブMiraikanの未来を考えていきます。

 

まずは、アンケート端末の操作に慣れるための質問。

「未来館のことはすき?」

参加者は、クラブMiraikanの会員とそのご家族なので、きっと全員が「すき!」と答えてくれるだろうと思いながらも、ドキドキしながら結果を待ちます。

結果は...、どーん!

 

20170111_tsuboi_02.PNG

 
ステージに立つ私たちはホっと安心したのと同時に、会場には「おぉ!」という歓声とともに拍手がおきました。

 

次の質問では、入会年数を聞きました。

 

20170111_tsuboi_03.PNG

 
一番多いのは、39%で入会1年未満の方。次に多いのが29%で「それ(4年)以上」の方でした。

その中には、クラブMiraikanが「プラス会員」と呼ばれていた時代から継続している方も。
会場で一番長く継続されていたのは、2名の男性で10年継続されているとのこと! 後日、会員の方からの問い合わせで、2004年から12年継続された方もいることがわかりました。 

20170111_tsuboi_04.JPG

 
操作にも慣れたところで、本題に入っていきます。

まず、皆さんが今クラブMiraikanのどこに魅力を感じているのかを探るべく、こんな質問を投げかけました。

 

「クラブMiraikanだからこそできた経験は?」

 

質問をスライドに映すと、「全部の場合はどうすれば良いですか?」と嬉しい質問が...!

 

20170111_tsuboi_05.PNG

 

一番多かったのは、「研究者と会えた・話せた」。

そして、2番目に多かったのが「未来館の裏側を知ることができた」。

これは、普段クラブMiraikan向けのイベントを担当している長田も「驚き」とのこと。

どこで裏側を知ることができたのか聞いて見ると、「1日科学コミュニケーター体験」との答えが返ってきました。

1日科学コミュニケーター体験は、クラブMirakan会員が1日限定で科学コミュニケーター(SC)として職場体験できるというもの。

(詳しくはSC田代の イベント告知報告 の記事をご覧ください。)

夏休み恒例の大人気企画のインパクトが大きいようです。

 


ここから、徐々に視点を現在から先に移していきます。

 

質問はすばり、
「クラブMiraikan『もっとこうして!』と思ったことある?」

 

20170111_tsuboi_06.PNG

 

79%の方が「ある」と答えました。

未来館は大好きだし、たくさんの魅力を感じているものの、クラブMiraikanをよりよくするアイデアが皆さんの心の内に抱かれているようです。

 

では、どんなアイデアがあるのか?実際に聞いていきます。

 

20170111_tsuboi_07.JPG

 

「小学校低学年でも参加できる未来館ならではの実験教室があるといい。」

「クラブMiraikan会員に限らず、未来館ファンや科学ファン同士が広く交流できる場所があるといい。」

「今は無くなってしまった大好きな展示を復活させてほしい。」

 

3つ目のアイデアをくれた男の子のお母様から、更にこんなコメントをいただきました。

「動かなくなってしまったロボットを分解するなど、古い展示の新しい使い方をしてほしい」

どの意見からも未来館への期待や愛を感じます。

 

 
交流会の最後には、10年後を想像してもらいました。

「今のUNI-CUB ステーションのように、ロボットを体験できるゾーンができている。」

「ASIMOが進化して、顔がもっと人間に近い見た目になっている。」

皆さんの口から出てきたのは、本当にそうなりそうな、具体的な未来館の未来予想図でした。

 

最後の挨拶では、毛利から会場に質問が。
「どうしたら来年もクラブMiraikanを継続してくれますか?」とざっくばらんな質問です。

会場から返ってきた答えはこちら。

「未来館が、様々なイベントを行っていること、世界中の要人が訪れていること、科学技術と社会をつなぐ場であることをもっと身近に知れたら・感じられたら。」

「たとえば無重力体験など、未来館だからこそできるイベントをもっとやってくれたら。」

未来館に対する大きな期待をしっかりと受け取って、交流会は幕を閉じました。

 

 

司会として皆さんのアイデアを聞きながら、感じたことがあります。
それは参加された皆さんが、本当に大きな期待と愛情を未来館にもってくださっていることです。

 

未来館では、一人一人が社会の未来を考え、ともにつくることを大切にしています。では、「未来館の未来」をつくるのはだれでしょうか。

私たち未来館で働くスタッフはもちろんですが、それだけでは十分ではありません。

今回のイベントを通じて、クラブMiraikanをはじめとした未来館に来てくださる皆さんもその大切な方々であること、そして何より、その一人一人がとても大きなパワーを秘めていそうなことを感じました。

この会でいただいた「もっとこうして欲しい」というご意見について、早速対応していきたい、と担当者の鈴木と長田。以下は、クラブMiraikan向けのイベントを企画している長田からのコメントです。

-------

小学校低学年が参加できる実験教室について

・現状は扱うテーマや実験手技の難易度により小学校4年生以上を対象にしている教室が多いですが、テーマや方法を工夫し来年度前半のラインナップには低学年でも参加できる教室を増やせるよう準備していきたいと思います。

未来館ファン、科学ファンの交流の場について

・実験教室や他のワークショップなどのイベントで、参加者の皆さん同志の意見を交換したり、交流したりする機会をより一層多く設けるように心がけていきます。イベント情報は、会員向けホームページやメルマガで随時お知らせしていきます。

以前展示していた展示物について

・未来館を卒業した展示のいくつかは他の科学館で活躍していますので、まずは、そういった場所にクラブMiraikanの皆さまと一緒に訪問するイベントを企画したいと思います。皆さん、ぜひ懐かしい展示に会いに行きましょう!

-------

 

皆さまとともに、これからもより良い未来館をつくっていきたいと思います。

2017年も、そしてその先も、未来館をどうぞよろしくお願いいたします!

※コメントをする際は「ブログへのコメント投稿について」をご覧ください

※「名前」は、ハンドルネームでも構いません

コメントを残す