数字で見せます!節電効果

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ニョキニョキコミュニケーターもとい、科学コミュニケーターの小林です。

みなさん、節電していますか?

東日本大震災による福島第一原発の事故の影響と、

今年の夏も暑くなる予想から、電気の供給不足が心配されています。

家庭向け節電サイト|電力使用状況お知らせブログパーツ

経済産業省 - 「電力使用状況」

そこで、7月1日から、昨年の同じ期間・時間帯と比較し、

1時間当たりの使用最大電力を15%減らさなければならない、

「電力使用制限令」

が発動されました。

対象: 東北・東京電力が電気を供給する地域で、契約500 kW以上の施設

期間: 7月1日~9月22日(東北電力管内は9月9日まで。土日祝日は除く)

時間: 平日の午前9時~午後8時

罰金: 故意に違反すると100万円以下の罰金

(故意か否かはどうやって立証するのでしょうか・・・)

 

未来館も、使用電力を15%削減するべく、シミュレーションを行ってきた結果、

開館しながらも、15%以上、削減できる目処が立ちました!

しかし「本当に節電してるの?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

わたしたちの本気度、見せようではありませんか。

日ごとの使用電力削減率ホームページで公開します!

 

(上記は7月4日のもの。最新情報はコチラから)

上司の栄井いわく、

「この取り組みは、よそでは出来る限り控えて、

公表したくないことだろうと想像しますが、未来館はやります!」とのこと。

【具体的な節電対策】

空調の運用の工夫で大幅な節電を図ります。

■展示エリアでは、一部消灯はありますが、本来の展示環境を維持します。

■執務エリアでは、照明削減、エレベーター半減稼動します。

■未来館スタッフにおけるクールビズの推進、19時退勤の徹底を図ります。

未来館10周年記念として、

7月9日にお披露目の新しいクールなユニフォームにもご期待ください!

(しかもこの日は10周年記念で入館料が無料

ちなみに、出勤時間を前倒しにするサマータイムは、節電が期待できないどころか、

全体としては、使用電力が増加する逆効果になるかもしれないそうです。

やはり、空調の温度設定が有効の模様。

産業技術総合研究所 - 「夏季における計画停電の影響と空調(エアコン)節電対策の効果(速報)」

 

さて、電力が不足する状況の中、

科学館を営業すること自体に賛否両論があるかと思います。

しかし、3・11以前と以後で社会も価値観も劇的に変わってしまった今だからこそ、

先端の科学技術を伝え、より豊かに生きていける新たな社会について

みなさんとともに模索することが必要であると、わたしたちは考えます。

科学コミュニケーターはじめ、ボランティア、スタッフ一同、

クールな格好、ホットな気持ちで、みなさんのご来館をお待ちしております!

 

リンク

本ブログ -  「未来館も節電?もちろん、もう始めています!」

科学コミュニケターとみる東日本大震災 - 「電気はこまめに消すべき?」

同 - 「発電量をどうやって調整している?」

同 - 「これからに向けた省エネ対策」

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この記事への4件のフィードバック

私は北海道の札幌市に在住しているので、まだ扇風機も回していません。また、クーラーも設置しておりません。夏は風通しを良くして暑さをしのいでします。大学生時代京都市に5年間下宿生活したので最高気温42度を体感しました。しかし、何とか生活していました。京都府はエアコン設置率日本一で92.3%だそうです。しかし、昔は長屋住まいで風通しを良くして生活していたはずです。

 アスファルトの照り返しとか、鉄筋コンクリートで密閉された空間によて熱がこもってしまいました。北海道などの雪国では冬を過ごすのに密閉された空間が必要(室内の熱が逃げないため)ですが、その他の地域ではそのような空間は不要なはずですね。我が家は灯油暖房ですの大きな電気消費は照明とかTVとかだけです。科学的進化してきた大都会は、逆にエネルギーを食い尽くす地域になってしまったようです。

 節電とは基本的に自然と調和して生きて行くことなのかもしれません。私達は文明の利器にあぐらをかいて、大自然の豊かな恵みを失ってしまっているのでわないのでようか。

北海道、涼しそうですね!

しかし、北海道も最近では梅雨があるとか。

>その他の地域ではそのような空間は不要なはずですね

確かに、近代住宅は空調による温度制御を前提としているため、

密閉度が高められていますが、今回の事態では裏目に出たのかもしれません。

>私達は文明の利器にあぐらをかいて、大自然の豊かな恵みを失ってしまっているのでわないのでようか

そうですね。今、よしずや緑のカーテンが流行っているそうで、自然を上手に利用することに目が向けられていますね。

しかし、あまりに節電しすぎて熱中症になってしまうことは避けていただきたいです。

何でもかんでも節制するのではなく、電力使用状況を見ながら、

節電すべき行動の種類と、そのタイミングを計った生活を考える時期に来たのかもしれません。

電気という文明の利器をどのように活用するかは個人個人の意識を高める必要があります。小林氏の言われるように何でもかんでも節制していたら、科学の進歩はありまっせん。自然と共に生きると言うことは文明の利器を知識としてではなく知恵で活用し、原子力が悪いと批判するのではなく、新たなエネルギーを創造して行かなければなりません。

 科学の力は計り知れない未来があります。私達の地球にはエナジーに溢れています。それを人間の五感で感じ取ることができれば、今回のような災害を上手く乗り越えることができるかもしれませんね。小林氏の行っているように視覚に訴えた節電もその一つと思いました。さらにより進化した五感に訴えた節電方法を創造して頂きたいと思っております。

佐藤さま、再びのコメント、ありがとうございます。

私も佐藤さまに同意です。また、五感に訴える有効性は、科学コミュニケーションも同じかと思います。先端の科学技術の理解はなんとも難しいですが、五感を通して直感的に伝えると、感動につながりますものね!

そんな直感的に楽しめる実験イベントが7/24(日)に未来館で行われます。

実験屋台 電磁気コース

http://www.miraikan.jst.go.jp/event/110704096385.html

実験屋台は当館のボランティアが企画・運営する、子供から大人まで、まさに直感的に楽しめる実験イベントです。

今回は、今、話題の、電気をつくる体験ができます!

入館料はかかりますが、イベントは予約も参加費も不要ですので、ぜひ、みなさまがた、7/24(日)は未来館の実験屋台へ!

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