スイッチもんも、Push-pin!

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こんにちは、展示開発課 情報科学担当の鈴木です。

もんも紹介の第3回はスイッチもんもです。

スイッチもんもの展示には慶應義塾大学理工学部の杉本麻樹先生Charith Fernandoさんに協力いただきました。

実は杉本先生とも浅からぬ縁があります。

3月11日、東日本大震災のとき、私は未来館の7階で「インタラクション2011」というシンポジウムを担当していました。

杉本先生は同シンポジウムのローカル実行委員(開催場所やその準備を担当するお仕事)の委員長だったため、300人を超える参加者を無事に避難させるべく一緒に目が回るような忙しさを経験したのです。

杉本先生をはじめ、皆さんのおかげで誰一人としてケガ人を出すことなく解散でき、あのときの慌ただしさや緊張感も今では良い思い出です。

# Charithとはずっと英語で打ち合せをしていたのに、展示の公開前日に日本語が流暢に話せることを知ってびっくりしました。

スイッチもんもの正式名称は「Push-pin」、ポスターなどを壁に止めるのに使う押しピンに由来しています。

展示場ではそれぞれのピンは電気製品が描いてあるカードにつながっていますが、本当は小さな電気製品のかたちをしています。

写真を見ればすぐにわかりますよね、このスイッチを押せばこの形の電灯がON/OFFします。

ピンは1つのスイッチに2つ挿すことができるので、一緒に操作したい2つの機器、たとえば電灯と空調を一緒にON/OFFすることが可能です。

テーブルもんも(CRISTAL)の記事でも少し触れましたが、今の私たちの家は私たちのライフスタイルの変化に追いついていないところがあります。

たとえば家を建てるとき、スイッチや電線などは壁の中に埋め込んでしまうため、後から「子どものためにもっと低い位置にスイッチが欲しい」とか「この部屋は寝室にしたから手元で電灯をON/OFFしたい」という要望にはほとんど応えることができません。

Push-pinを使えば私たちは自由にスイッチを増やしたり連動させることができます。

家に私たちがあわせるのでなく、私たちに家があわせてくれるんですね。

Push-pinは9月頃から風もんも(AirSketcher)と入れ替わりで展示されます。

すぐ隣には「一カ所でなんでも制御」のテーブルもんも(CRISTAL)があるので、「いろんな場所でいろいろ制御」のPush-pinとどちらが使いやすいか比べることもできます。

未来の私たちはどんな生活をしているか、想像しながら体験してみてください。

【これまでの「もんも」記事】

  1. 「もんもとすむいえ」のご紹介
  2. 裏話「もんもって何ですか?」
  3. テーブルもんも、CRISTAL!
  4. 風もんも、AirSketcher!

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