配膳もんも、Snappy!

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こんにちは、展示開発課 情報科学担当の鈴木です。

もんも紹介も6回目となりました、今回は配膳もんも、正式名称Snappyのご紹介です。

Snappyの開発者は九州生まれの橋本 直さん。

橋本さんは、自身の試行錯誤をわかりやすく伝えるために粉骨砕身する粋な研究者です。

常々「妄想こそが原動力!」と仰っているのですが、そこに触れると長くなるので、今回はSnappyから見るシステム設計についてご紹介したいと思います。

"snap"には飛びつく、ぴったりと閉まるといった意味の他に写真を撮るなどの意味があります。

名前の通り、お皿をぴったりと並べるロボットなのですが、その並べ方を伝える方法に特徴があります。

その日の献立に合わせて、最初は人間がきれいにお皿を並べます。

「きれいに並べられた…」その満足感と一緒に写真を一枚撮ります。

最近は外食するたびに写真を撮って「今日はこんな料理を食べた」と記録する人も増えてきました。

Snappyは撮られた写真から一枚のカードをつくります。

お母さんが子どもに皿を並べるお手伝いをお願いしている場面を想像してください。

「餃子は真ん中で、取り皿はご飯の右側、ご飯は座る人から見て左側で、お味噌汁はその右側…」

言葉だけでは大人でも混乱しそうです。

写真が一枚あれば「こんな風に並べてね」の一言で、子どもが「えっと…お味噌汁を置く前に餃子を置いた方が良さそう」と考えることもできるでしょう。

Snappyも同じようにカードを見るだけでお皿の並べ方を考えて行動してくれます。

# この並べる方法についてもたくさんご紹介したいことがあるのですが、それはまたの機会に。

一枚のカードで人間もロボットも同じように動くことができる、共通のルールを決めることでお願いする側とお願いされる側それぞれが簡単になる仕組みをAPIと呼んだりします。

たとえば最近のプリンタはパソコンだけでなく携帯電話やデジタルカメラから直接印刷することもできるようになっていますが、これもAPIが整ってきたおかげです。

普通は機械と機械をどうつなぐか考えますが、Snappyは「人間と機械も同じようにつなげられるよ」とちょっと怖い未来まで想像させてくれます。

現在はたまたま配膳を行っていますが、同じようにして部屋の片付けや玄関の靴並べ、本棚の整理などもお願いできるようになれば…そんな未来が来ると良いですね(ロボットの中から人間の溜め息が聞こえてきたりして…)

こんな制作中の雑多な展示場もSnappyがお片付けしてくれれば…

【これまでの「もんも」記事】

  1. 「もんもとすむいえ」のご紹介
  2. 裏話「もんもって何ですか?」
  3. テーブルもんも、CRISTAL!
  4. 風もんも、AirSketcher!
  5. スイッチもんも、Push-pin!
  6. 時間もんも、CastOven!
  7. 料理もんも、Cooky!

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