アイディアをかたちにする―サイエンティストから学ぶノート術―

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“レオナルド•ダ•ヴィンチ” わたしが最も敬愛する知識人のひとりです。

1452年に生まれたダ・ヴィンチはイタリア•ルネサンス時代を築き上げ、数多くの業績を残しています。なかでも精巧なまでに描き上げた「最後の晩餐」や「モナ・リザ」を代表とする芸術作品、そして「ウィトルウィウス的人体図」といった科学•技術活動は有名で、「万能人(uomo universale)」と呼ぶにふさわしい知識人だったと言えます。

でもどうしてわたしがダ•ヴィンチのことを好きなのか?

数年前、様々なアイディアや自分の考えていることを記録するためにノートを本格的に使うようになり、毎日肌身離さず持ち歩いていました。トイレに行くときもノートを持ち、アイディアを書き留めていました。

かっこよくノートを取りたい、うまくまとめたいと思って、本屋にあるノート術の本を読んだこともありました。

そしてたどり着いたのが、ダ•ヴィンチノートだったのです。

海外のウエブサイトで発見したとき、そして最初見たときの衝撃、、

今でも記憶に残っています。ダ・ヴィンチのノートは彼の思考回路がそのまま映し出されていました。

そのときにわたしが痛切に感じたのは、「ノートは何かを記録するためのものではなく、頭の中にあるイメージやアイディアをかたちにするもの、そしてそれらを実現するためのもの」でした。

それから数年後、まさかこの未来館の展示で「アイディアをかたちにするノート」を見るとは思いもよりませんでした。そのノートは、未来館5階 常設展示EX5 地球環境とフロンティアにある「月・惑星探査計画」の展示コーナーの片隅に飾ってあります。

「ワーキンググループ会合メモ」と記載して展示してあるこの数枚のノート、これらは2010年に打ち上げられた金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の「金星探査計画提案書」を作成するために使われたものです。

惑星探査とは夢だけではできません。

誰も考えたことがないアイディアを生み出し、

様々なチャレンジとそれを維持する力が必要です。

動画による展示解説でPLANET-C プロジェクトマネジャーの中村正人教授は語っています。残念ながら金星探査機「あかつき」は金星の軌道への投入は失敗に終わりましたが、2015年に再び金星への探査を目指しチャレンジを続けているのです。

ノートには、夢を夢のままでは終わらせず、

形にする力があるのです。

みなさんも自分の想いを形にするためにノートを使ってみてはいかがですか。

わたしは先日、未来館1階のミュージアムショップでこんなノートを買ってみました。

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