朝の顔、変な顔

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こんにちは。 科学コミュニケーターの渡辺です。

みなさん、といえば、何を思い浮かべますか?

未来館の科学コミュニケーター6人に聞いてみました!!

西原: 「焼きそばぁ」

ニョッキ小林&荒川: 「ビール」

大堀: 「えだまめー。 あっ でもやっぱりセミ。」

天野: 「すいかー」

櫻井: 「はも」

・・・どうやら、みんなお腹が空いているようです。

質問した時間が、閉館後の夕方6時ですので、しょうがないですね。

今日も1日よく働いた証拠です。

さて、腹ぺこ科学コミュニケーターたちはさておき、

みなさんの答えは何でしょうか。 夏といえば??

おっ! 今どこからか声が聞こえた気が・・・

それです、それ。

「あさがおー!!」

ふぅ。 ようやく、本題にいきましょう。

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《最近の未来館アサガオ》

前回の記事でご紹介した変化アサガオ、

青並葉青紫覆輪石畳咲につづき、この1ヶ月、次々にアサガオが開花しました。

上の写真は、柳の木のような葉を持ち、ナデシコのような花の形。

名前は、青打込弱渦柳葉白采咲牡丹といいます。

つづきましてこちら。

黄乱菊葉赤筒白乱菊咲という名前で、葉の色が黄色っぽく、

葉も花弁も、不規則な形をしているのが特徴です。

ヒラヒラと形の乱れた花が咲くので、まさに、“咲き乱れ”ですね。

そうそう、 下の写真のように、2つが寄り添って咲く変化アサガオの姿も。

突然変異のひとつで、“夫婦咲き”と呼ばれています。

そう言われてみると、なんだか2輪がラブラブな感じに見えてくるのは私だけ?

じゃあ、3つが寄り添うと・・・  もしや “三角関係咲き”!?

気になって調べてみたところ、ざんねんっ! 違いました。

3つ以上、いくつもの蕾が集まって咲く変異は、“燕(つばめ)”と呼ぶようです。

《どうやって変化アサガオが出来るの?》

変化アサガオを見たお客様に、よく聞かれます。

「これって遺伝子組み換えしたんですか?」と。

答えはNO。 していません。

アサガオの葉や花の色、形などを決めているのは、遺伝子ですが、

その遺伝子が何らかの影響で変化をすると、色や形が変わったアサガオ、

つまり変化アサガオとなります。

変化アサガオの場合、トランスポゾンという動く遺伝子によって

変化がもたらされることが分かっています。

トランスポゾンが、何らかのストレスや突然変異で活動をはじめると、

他の遺伝子の間に入り込み、移動した先の遺伝子が持つ機能を

壊してしまうことがあります。

例えば、トランスポゾンが、

花の形を決める遺伝子に入り込むと、形が変化したり、

花の色を決める遺伝子に転移することで、色が変化したりするのです。

現在、江戸時代から引き継がれている変化アサガオは、

文部科学省のナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)によって、

九州大学の仁田坂英二先生の研究室で系統保存されています。

未来館の変化アサガオも、仁田坂先生からご提供いただき、

採取した種を保存しながら、毎年栽培を続けているものです。

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江戸時代の人々が愛した変化アサガオ。

エアコンや冷蔵庫のない時代に、アサガオを愛でることで、

夏の暑さを吹き飛ばしていたのかもしれませんね。

まだまだ夏は続きますが、みなさまに少しでも “” を感じていただけるよう、

ブログを通してアサガオの写真をお届けしたいと思います!!

おたのしみに~。

* 次回、渡辺の記事では、○○を旅したアサガオが登場します!

ヒントは未来館館長・毛利が行ったことのある場所。

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