大人の皆さん、いつまでも子どものこころを持とう!

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子どもの頃を再び感じさせる瞬間

まだまだ暑い日が続きますね~。科学コミュニケーターの山崎です。皆さん、今年の夏に子どもの頃を思い出すような出来事が何かありましたか?私は小学3年生の息子とカブトムシやクワガタを探し、飼育をしています。私にとっては20年ぶりのことです。私たち家族が長年住んでいた米国ミネソタ州ではカブトムシやクワガタを見たことがありませんでした。ミネソタの冬はとても厳しく、土の中であっても幼虫が越冬できないのです。でも日本で迎えた今年の夏は、友人からもらったカブトムシとクワガタを幼虫から育てたり、近くの林で採集したりして、大切に飼育しています。息子は虫が大好きで犬の散歩に行くときは必ず虫かごを持っていきます。道ばたや畑で、チョウやバッタ、トカゲなどを捕まえては家に持って帰り、観察やスケッチをしています。おかげで我が家のリビングルームはあたかもペットショップのよう。

私自身、20年ぶりにカブトムシを見つけた時、「やった~! 1匹見つけ!」と叫び、子どもの頃に持っていたピュアーな好奇心や感動が久しぶりによみがえってきた感じがしました。もちろん息子は「早く!早く!捕まえて!」とせかします。カブトムシを指先でつかんだ瞬間、「このごそごそ動いている感触、なつかしいな~」と心の中でつぶやきました。息子のおかげで、大人の自分が忘れていた、ピュアーな感動を引き出すことができました。

実はこのような場面をよく未来館で見かけます。先日、お父さんと小学生くらいの男の子が顕微鏡を見ていました。お父さんは、「なつかしいな~、子どもの頃よく顕微鏡でいろんな物を学校で見たな~」と息子に語り、「こうやって見るんだよ」と顕微鏡の見方や使い方を教えていました。こういう親子の姿を見ると、学びの場を提供している科学館として社会への役割を果たせていると実感します。

未来館を活用しよう

この夏休み中たくさんの小学生が親御さんと一緒に未来館に訪れてくれています。子どもがお父さんお母さんと展示を見ながら語り合ったり、展示物を実際にさわったりすることは親子間のコミュニケーションを深めるだけではなく、体験を通して学びを一層深くすることができると言われています。夏休みも残りわずかとなりましたが、ぜひ、お子さんと一緒に未来館に遊びに来てください。大人の皆さんも展示やミニトークやスタッフとの対話などから、子どもの頃に見たり聞いたりしたことを再発見できますよ。そして、ピュアーな好奇心と子ども心を引き出してみてはいかかですか?きっと科学館の体験が深まり、新しい発見があると思います。そして何より、親子で楽しい思い出を作ってみてください!

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この記事への4件のフィードバック

夏の昆虫採集懐かしいですね。

ところで、今のカブトムシにとって、生育環境が悪くなっているので、20年前に見たものとは、明らかに小さくなっていませんか?

子どもの頃もさわれませんでした。

でも、夏を感じますね!

男の子はなんなく捕まえていたし みんな笑顔だった(#^.^#)

Hitomaroさま、

返信が遅れまして申し訳ありません。私のブログへのコメントありがとうございます。今年の夏、昆虫採集をされましたか?実は20年ぶりのカブトムシ採集だったので、大きさの事はすっかり忘れていましたが、種類が圧倒的に少なくなった感じがしました。昔はミヤマクワガタなどの珍しいものが見つかりましたが、今年は一匹も見かけることがありませんでした。これは自然環境の変化によるものでしょうか?来年の夏も息子と昆虫狩りに行きたいと思っています。自然界の生き物を見たり、さわったりすることは、現在の子供達の間から遠ざかっているように見えます。人間としての優しさや思いやりは、自然とのふれあいからえらえるものだと、私は信じています。

岩崎 ひろみ さま、

私へのブログへのコメントありがとうございます。本当に昆虫採集といえば、日本では夏の風物詩という感じですね。米国ではカブトムシやクワガタムシは一般的に「Bug」と呼ばれ、特別扱いはされません。日本ならではの風習って感じですね。

小さい頃はよく兄貴と一緒にカブトムシやクワガタ狩りに自転車で走り回りました。懐かしく良い思い出となっています。岩崎さまは、カブトムシやクワガタをさわれるようになりましたか。確かに角を持った昆虫を触るのは指がはさまれそうで怖いですね。でも大人になっても子どもの持つ好奇心や元気な心は持ち続けて行きたいですね。

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