おしい? おいしい! 古生物学

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はじめまして、科学コミュニケーターの安曽と申します。

あんそ」なので、人生ほぼ名簿1番!

そんなわけで、新人の中でトップにこのブログを書かせていただいております。

初回は、自己紹介を兼ねたお話を。

私はこれまで「古生物学(こせいぶつがく)」を専門としてきました

こうお話すると、十中八九「考古学(こうこがく)」と間違えられます(涙)。

「私も○○遺跡、興味あるんですよ」とか、

「エジプト、いいですよね~」と言われることがほとんどです。

なぜか、親戚にはピラミッドを調査していると思われていたり... ...。

おしい!

エジプトのピラミッド

 

「いえいえ、私は『化石』を調べています」と言うと、

「あ~」と言いつつ、

「何が違うのかな~?」という顔をされることがほとんど。

 

そこで、「考古学」と「古生物学」の違いを簡単に説明すると... ...

考古学はヒトの営みを研究する学問」

古生物学は生きものすべての営みを研究する学問」

になります。

これでも、「いまいち?」という方は

考古学インディ・ジョーンズ

古生物学ジュラシック・パーク

とお考えください。

 

「なおさら違いが分からない!」

と非難ゴウゴウな感じがしますが... ...。

あえて、学問的な違いをご紹介してみたのですが、もちろん「ヒト」も生きものひとつですので、「古生物学」も「考古学」もつながっていることは間違いありません。

 

「考古学」ほど知名度がない、というのは寂しい限りですが、

生きものの約40億年とも言われる歴史すべてを扱っていますので、

気分(だけ)は壮大です。

しかも、40億年分ですから、

「まだわからないこと」、「されていない研究」など、

山のようにあります。

広大な未知の世界にはロマンがいっぱいです。

 

実際には「体力勝負」だったりしますけれど。

古生物学は体力勝負

 

ここまで読んでみたものの、

未来館で化石?と思われる方が多いかと思います。

「化石」は、「過去の生きものが残したもの」ですから、

未来とはまるで違う方向のようですよね。

でも、誰にとっても見えない「未来」を知りたいときは、

過去を紐解くこともひとつの手かと思います。

 

未来館の先端の展示にも、ちらちらと古生物の影を見つけることができます。

展示に古生物

 

」と「ロマン」だけでなく、

生きものすべての「未来」も背負った「古生物学」←おいしい!

未来館で一緒に感じてみませんか。

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この記事への8件のフィードバック

面白い。

こんなに若くて美人が解説してくれるなら、未来館で化石を見たくなった。

高校一年生の女子です。

私も古生物大好きです!

今高校生ですが、小学校の中学年から憧れています(≧▽≦)

でも夢は天文学者ですσ(^_^;

もともと恐竜が大好きで、それが絶滅した原因を知りたくて天文に目を向けるようになったので、これもつながってますよね!

63歳になろうとしている、ずーっと昔の女子です。

古生物学も、考古学も、

そして私も、それなりに壮大なんですね!!

もんな 様

先輩の写真の腕が良く、5割増しで写ってます。

化石本体の展示はないのですが、化石から未来について考えるきっかけとなる展示がちらちらありますので、ご来館お待ちしております。

イオ 様

私も小学生の頃、「大昔の生きもの図鑑」とともに、「宇宙の図鑑」を見ることが大好きでした。

私は単純に「夢&ロマン」というつながりで両方好きだったのですが、イオさんの「恐竜の絶滅から、天体へ」は、もっとしっかりした「つながり」があります。

まだ解明されていない「古生物の謎」に対して、「天文学」からのアプローチに期待しています!

たにー 様

壮大さを感じていただけて、とても嬉しいです。
そして、「私たち」の壮大さについてのコメント、目からウロコでした。
おっしゃるとおり、40億年の歴史を経ての私たちは壮大ですね。
研究対象と自分への「つながり」にはっとして、とても新鮮な気持ちになりました。

私は、むかし、古生物を勉強していたのですが、最近少し離れてしまってます。科学未来館ということで、古生物を通して、過去、現在、未来をつなぐ展示がすこーしずつでも増えていくといいなと思います。楽しみにしています。

トリ 様

古生物学をされていた方の応援、心強いです。

「未来館の未来」をも視野に入れたコメントをいただき、本当にそのとおりだと思いました。

過去・現在・未来をつないで考えるきっかけとなれるよう、がんばりたいと思います。

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