花、咲きました。

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未来館で育てている変化アサガオ。

つるが出て元気に育ってきましたので、1週間前より、5階にある変化アサガオの展示の横に並べています。

そして、5月31日、今年初めての花が咲きました!

変化アサガオとともに成長中の私としては、レポートせずにはいられません。

変化アサガオは、トランスポゾンという「動く遺伝子」によって突然変異を起こしたアサガオです(変化アサガオにまつわる石川の対話はこちら)。

花が咲いたのは「青打込弱渦柳葉白采咲牡丹(あおうちこみよわうずやなぎばさいざきぼたん)」と呼ばれる系統のものです。

江戸時代の人たちは、変化アサガオの咲き方に名前をつけました。

」は、葉が緑色であること、

打込弱渦柳葉」は、葉の形を示しています。

専門の先生にきいてみないと、それぞれの特徴がどの程度出ているのかは分かりませんが、

こちらの普通の葉と比べると違いますね。

そして「」は、花の色が白いこと、

采咲牡丹」は、花の形を示しています。

それにしても長い名前ですね!

おや?この前の記事でご紹介したアサガオと同じ「采咲き」なのに花が細く切れた采咲きの特徴が見られません。「采咲き」はこのような花になるはずですが……。

なぜでしょう?

実は「采咲き」はその遺伝子を持っていても、すべての株にその特徴が出るわけではないのです。今回咲いたアサガオの親にあたる株も、遺伝子は持っていても実際には采咲きではありませんでした。そもそも、采咲きになったアサガオは種ができません。そこで、そのきょうだいの種をまいてみたのです。

メンデルの法則によれば、そうした親からは4分の1の確率で采咲きになるはずなのですが、今回の株では、残念ながら采咲きの特徴は見られません。

でも花にわずかなしわがあるので、変化アサガオになる遺伝子は持っていると考えられます(変化アサガオとメンデルの法則については渡辺の記事へ)。

この株から採れた種をまけば、次世代以降の花に変化が現れる可能性はあります。

なるべく長い期間、お客さまにアサガオを楽しんでいただくために、5月31日、第2陣の変化アサガオの種まきをしました。

変化アサガオはどのくらい出るでしょうか?

乞うご期待!

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この記事への2件のフィードバック

未来館でボランティアをやっていた長女から、一昨年、青並葉青紫覆輪石畳咲と青斑入蜻蛉葉枝垂藤色単絞丸咲の種をもらい、植えました。青斑入蜻蛉葉枝垂藤色単絞丸咲の方は、虫害もあり、上手く育ちませんでしたが、青並葉青紫覆輪石畳咲は今年で三代目になります。6月の大型台風4号で、かなりダメージ(塩害)を受け、成長が危ぶまれましたが、二週間ほど前からようやく咲き始め、毎朝、楽しみに鑑賞しています。

こんにちは。

3代にわたって大切に育てて下さり

感謝いたします。

未来館から巣立っていった種たちが

みなさんのご家庭で育っている様子を

おうかがいすることは何よりもうれしいものです。

青並葉青紫覆輪石畳咲は未来館でも

たくさんの花を咲かせています。

同じ名前が付いていても株によって

少しずつ花の形が異なるのが愛らしいです。

これからも未来館の変化アサガオを

よろしくお願いいたします。

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