昆虫食に関する研究を探す

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「昆虫を食べる」ということは価値があるのでしょうか。

例えば、立教大学の野中健一先生は、昆虫食を地域文化としての価値と捉え、文化人類学的な観点から昆虫食を研究しています。

文化的な価値以外にも、昆虫食には何らかの価値があるのではないか、と私は考えています。

地域で細々と食べられている伝統文化、というだけでは、時代とともに途絶えてしまう可能性もありますし、そうならないためにも(個人的に)昆虫食の新しい価値を探っていきたいと思っています。

昆虫食の価値として例えばよく言われているのが未利用の食用タンパク源。牛肉や鶏肉などほかのタンパク質の生産と比較すると環境への負荷も低いという話は耳にします。

この話を裏付ける研究報告があってもよいはずです。

論文検索サイト(Pubmed)で探してみましょう。

食用昆虫は「edible insect 」と訳せますので、このキーワードと、タンパク質「protein」をウィンドウ上部の空欄に入力してみます。そして「Search」ボタンを押すと、以下のような画面が表れます。

さらに、左側の「Free full text available」にチェックを入れると、無料で読むことができる論文のみを探し出すことができますので、チェックを入れます。

キーワードに関係する沢山の論文タイトルがでてきました。

最初に青字で書かれているものが論文のタイトルです。

関係のなさそうな論文も交じっていますが、2番目の論文は「An exploration on greenhouse gas and ammonia production by insect species suitable for animal or human consumption.」(動物や人間の食用に適した昆虫種の温室効果ガスおよびアンモニアの産出調査)というもの。

検索したproteinという単語は含まれていないようですが、もう少し詳しくみてみましょう。タイトルをクリックすると本文を読むことができます。

著者らは、家畜がげっぷや糞尿の形で温室効果ガスやアンモニアを大量に排出していることを大きな問題と考えており、他の動物性タンパク質である昆虫に注目をしているそうです。昆虫をタンパク源としてとらえた上で、温室効果ガスなどの環境への負荷を調査しているようです。

直接タンパク源としての昆虫の価値を調べた論文ではないですが、昆虫の新しい価値を、温室効果ガスの低減という観点から調べた論文といえます。

温室効果ガスの排出量は虫一匹くらいでは、無視できる程度でしょうが、食用タンパク源として何万匹も飼うとすればそれなりの影響はでてくるかもしれません。どんなことが書かれているのでしょう。

機会を見つけてこの論文を読み、また紹介したいと思います。

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