ロンドン五輪を科学する!

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突然ですが、私には今、心配事があります。

この夏、寝不足が続いて業務に支障をきたしたら、どうしよう!!

新人だというのに、早くも腑抜けたことを!と、思わないでください(汗)。だって仕方ないんです。

4年に1度のオリンピックが始まるんだから!

今回のオリンピックの舞台はイギリスのロンドン。日本との時差は8時間(サマータイム実施時)。したがって、多くの競技が行われるのは、日本時間の深夜から早朝にかけてです......。

ね?寝不足必至ですよね。

でも、選手が4年間にかけた思いを一緒に共有し、テレビの前でエールを送りたいです。(もちろん仕事も全力投球!)

さて、オリンピックを未来館でも楽しんでもらおうと、この夏、ある企画をご用意しました。その名も「ロンドン五輪を科学する!」

7月14日(土)から、オリンピックの幕が閉じる8月12日(日)まで、毎日行う15分間のミニトークです。

スポーツにまつわる科学・技術に注目し、科学的な視点でもオリンピック観戦を楽しんでもらえる内容です。期間中にご来館される方は、ぜひ聞いていってくださいね。

ミニトークの制作のため、先日、国立スポーツ科学センターへ取材に行ってきました。12年間水泳をやっていた私としては、やはり競泳プールの設備が気になるところ。このセンターには日本で唯一、ロンドンオリンピック公式時計を担当するオメガ社のスターティングブロックが設置されています。

はい、こちら!

元水泳選手の血が騒ぐ!

 

オリンピック本番で使われるものと同じスターティングブロックで練習することで、選手たちはスタートの感覚をつかんでいるそうです。

国立スポーツ科学センターには、低酸素トレーニングのできる施設や合宿室が整っています。高地のような低酸素状態の中でトレーニングをすることで、酸素を筋肉などに運ぶ働きをするヘモグロビンの量を増やし、酸素をうまく体に取り入れる機能を高めることができるのです。

では、プールではどのようにして低酸素状態を作り出すのでしょうか? 答えは、こちらの写真をご覧ください。

プールに出現したビニールハウス? (写真提供:国立スポーツ科学センター)

 

このプールでは、コースごとにビニールを張ることで、個別に低酸素状態を作り出すことができるのです。これなら、普通のトレーニングをしたい選手も、低酸素トレーニングをしたい選手も、一緒に泳げます!

スポーツには、トレーニングから選手の体づくり、そして大会の運営まで、様々なところに科学・技術が関わっています。オリンピックで選手が輝くために、どんなチカラが結集しているのか。そんなスポーツの中の科学、ぜひロンドンオリンピックで探してみてください!

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この記事への3件のフィードバック

毎日15分間とは、何階のどちらでのトークセミナーでしょうか?

スポーツ科学の分野でしたら、パラリンピックも解説して頂きたいと、障害者スポーツにかかわる者としては、強く願っています。

5階には、神経伝達の展示解説で義手のような展示もあるので、きっと面白いとおもいます。

パラリンピックは、8月29日からです。

期待しています。

コメントをありがとうございました。

ミニトークのご案内に不足がありまして申し訳ありませんでした。詳細は以下の通りです。

ミニトーク「ロンドン五輪を科学する!」

7月14日(土)~8月12日(日) 13:45~ 15分程度

会場:5階世界をさぐる ロケットエンジン横スクリーン前

参加費:入館料のみ

参加方法:当日、直接会場までお越し下さい。

団体競技編と、個人競技編、いずれかの内容を日替わりでお届けする予定です。

またパラリンピックについてのご提案もいただきました。パラリンピックには、スポーツにおける人間と科学・技術の関係を考える上での重要な要素がたくさんあると思っています。

貴重なご意見をありがとうございました。ぜひ検討させていただきます。

今回の取材を通して、一人の選手が大舞台で輝くために、たくさんの人々の支援や協力があることを身をもって知りました。選手の背景に見え隠れするたくさんの人々の「思い」を、今回のオリンピック、パラリンピックでも感じたいです。

岩崎さま

詳細ありがとうございます。

期間中に伺いたいと思います。

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