夏に負けるな!変身焼きそば!!

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みなさん、こんにちは!科学コミュニケーターの濱です。

つい先日、うちの台所で事件がありました。

私はごく普通の焼きそばを作ったつもりなのですが、できあがってみるとなんとこんなものが!

麺が緑色です……。

元気が取り柄の私ですが、実は暑いのが大の苦手です。

この焼きそばを作った休みの日も、温度計とにらめっこをしておりました。

時間は午前11時40分、気温は34℃。冷蔵庫の中には、わずかな食料。

お昼ご飯を食べるためには、スーパーに食材を買いに行かなくてはなりません。

暑さか、空腹か。

私にとっては究極の選択です。

結局、暑さに立ち向かう勇気が持てず、かといってお昼ご飯をあきらめることもできず、あり合わせのものでお昼ご飯を作ることにしました。今度は冷蔵庫とにらめっこです。

冷蔵庫の中身は、

・シーフードミックス

・中華麺

・ネギ

・にんじん

・タマネギ

・キャベツ(紫)

などなど。寂しい顔ぶれでしたが、なんとか焼きそばくらいなら作れそうです。

キャベツが紫色をしていますが、この際気にしません。ぱぱっと作っちゃいましょう。

そしてできあがったのが、1枚目の写真の緑色の焼きそば。

なにやら不思議なものを作り上げてしまいました。

怖いもの見たさで、食べてみると味は普通においしい。

しかし、なぜ? 気になる……。

ということで調べてみると、おかしな焼きそばのひみつはやはりチャレンジで入れてみた紫キャベツにありました。

紫キャベツの紫色はアントシアンという色素でできています。なんとこのアントシアンは状況によって、色が変わるという性質があります。まわりが酸性になると赤色に、アルカリ性になると青色になるのです。

そして、もう一つのポイントが中華麺にありました。中華麺にはコシを出すために「かんすい」が含まれています。これ、アルカリ性なのです。

紫キャベツのアントシアンと中華麺のかんすいがフライパンの中で出会ったことで、黄色い中華麺が緑色に変わってしまったんですね。

なるほどなるほど。これで安心して食べられます。

黙々と食べ進んでいって、少し飽きてきたところで思いつきました。

あるものを持ってきて加えます。

すると……

またまた変身!

今度は麺がピンクになりました。

実はさっき加えたのは、レモンの汁。酸性のレモンのおかげで緑→紫→赤に色が変わったのです。

味もちょっと酸っぱさが加わって、食欲増進。

思わぬところからおいしく楽しいお昼ご飯になったのでした。

みなさんも、あんまり食欲がないな~なんて日には、味だけじゃなくて見た目も変化しちゃう変身焼きそばなんていかがでしょうか?

しっかりご飯を食べて、元気に夏を乗り切りましょうね!

ちなみに、その日は夕方涼しくなってから買い物にも行き、晩ご飯もしっかり食べました。

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この記事への2件のフィードバック

はじめまして。

ムラサキキャベツに含まれるアントシアニンは、家庭でも出来るpH指示薬としても有名ですが、こちら http://kamo.tblog.jp/?eid=235953 にも「ゆかり」からもとある様に、赤しそやナスの皮からも抽出出来る様ですね。

それこそ、アントシアニンは近年色々と市場に出回ってますので、案外そうしたものを使っておもしろい実験が出来るのかも知れませんね。

おもしろいですねえ。

食べている内に色が変わって、味も変わってきたらミラクルですねー。

そんなレストランがどこかにあったらちょっと立ち寄ってみたいです。

未来館のレストランのメニューにあるとうれしいなあ。

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