エコロジー、ノスタルジー?

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ノーベル賞受賞者発表で、世界が、そして未来館が沸いていました。

そんな世界的な注目ニュースの影に隠れる形で、別の世界規模の会議がひっそりと進行しているのを皆さんはご存じでしょうか?

現在インドで開かれている生物多様性条約第11回締約国会議、通称COP11です!

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いまページを離れようとしたアナタ! ちょっと待って!!

今日は難しい話は一切しませんっ。写真を見ながら、単純かつ素朴な話をしていきます。

だから「興味がないな」なんて言わずに、ちょっとだけおつき合いくださいまし。

ちなみに、生物多様性そのものについてはコチラの記事が好評ですので、ぜひご覧ください。

では、いきますよ~。

郷愁を誘う田舎の風景ですね。昭和30年代にタイムスリップしたのでしょうか。

いえいえ、違います。れっきとした現代の風景です!

これは私の父方のふるさと、新潟県妙高市にある平丸集落の写真です。2007年夏に訪れた時に撮りました。

 

私は幼い頃、夏休みの数日間をそのド田舎で過ごし、虫網片手に野山を駆けずり回ったり、畑に実る真っ赤なトマトを勝手にもぎって食べたりしていました。

田舎なので、当然、とっても不便です。

近くの商店(といってもものすごく小さくて、夜6時には閉まる)まで、坂道を子供の足で歩いて15分。コンビニもスーパーも、本屋も、とにかく何にも無い。あるのはただ自然だけ。

大人になってから訪れると、正直、何にもすることがなくて退屈です。

 

でも、子供の頃、このド田舎が私にとっては魅力的な冒険場でした。懐かしいな・・・。

勝手にノスタルジーに浸ってすみません。

でも、こうして子供時代に豊かな自然の中で過ごした思い出があることが、私の誇りです。

 

では次。

私の地元は米どころ・新潟県の上越市。今は稲刈りも終わった頃でしょうか。

私の家は農家ではなかったため、残念ながら、大人になるまで米づくりに携わったことがありませんでした。

初めて田植えをしたのは去年のこと。トラクターの入ることができない棚田で苗を一つひとつ手植えしました。

写真から、足もとのおぼつかない素人臭さがにじみ出ていますね(汗)。

 

私の地元の、5月になって田んぼに張られた水がきらきらと輝く風景。

秋を迎えて稲が黄金色に光りながら風にたなびく風景。

そして稲刈りの終わった田んぼが白化粧になる冬の風景。

私が当たり前のように過ごしていた、日々を彩る自然環境。

 

コンクリートジャングルのお台場で働くようになった今の私には、そんな何気ない風景が懐かしく、いとおしく、宝物のように感じられます。

 

思い出すと胸がきゅんとなったり、郷愁に浸ったり、そんないとおしい風景や記憶が、皆さんにもあるのではないでしょうか?

それ、とっても大事!

 

さて、ちょっぴりまじめな話に踏み込んでみましょうか。

生物多様性という言葉を耳にする機会が多くなりました。

生物多様性の損失を食い止め、長きにわたってそれを守り、うまく利用していくために、COP11では世界の加盟国が集まって話し合っています。

 

こうやって書くとものすごく堅くて難しい印象になってしまいますね。

でも、生物多様性の存在によって私たちは様々な恩恵を受けることができるのです。

食べ物、燃料、衣料品、医薬品・・・。

恩恵は「もの」だけではありません。「こころ」が受ける恵みもあります。

「生態系サービス」には、癒やしを得たり美しさを愛でる喜びといった、文化的・精神的サービスも一つに数えられています。

 

かつて過ごした自然環境をいとおしく感じたり、豊かな自然が自分の人生の一部を彩ってくれたことに感謝すること。

そして、自分が受けた恩恵を、続く世代にも変わらず受け取ってほしいと願うこと。

とても素朴だけど、こういうシンプルな感情が、未来に向けて自然を守りたいという気持ちを促す大きな要素だと思いませんか?

 

では、未来世代に豊かな自然を引き継ぐために、いま何が求められているのでしょうか?

 

答えはありません!

だからこそ、いろいろな声を聞きたい。

 

COP11を機に、生物多様性を守るために地域や個人のレベルで何をしたらいいのか、皆さんとともに考えるトークイベントを10月27日(土)に開きます。

日時:10月27日(土)15:00~16:00

場所:日本科学未来館 3階 実験工房

参加方法:当日先着順

参加費:入館料のみ

 

詳細はコチラ

 

自分にとって大事な自然を守りたい、でも何をしたらいいのか分からない。

そんな気持ちをお持ちの皆さん、ぜひ軽い気持ちで参加してみてください。

皆さんの「声」をお待ちしています。

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