あなたの都道府県の○○は?

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帰省など大移動することの多い時期、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

未来館は「東京のお台場」という、

ザ・東京という感じの場所に位置していますが、

私は地方出身であることに加え、

調査や仕事の関係で日本各地におりましたので、

ブログや展示フロアを通して全国の方々と対話できることが、

懐かしくそして嬉しく感じています。

 

いかにも東京な風景の画像

 「東京だぜぇ~」という感じの通勤時の風景

 

同僚の科学コミュニケーターたちも各地で生息・活躍していた経験があるので、

みなさまのいらっしゃる場所とゆかりのある

科学コミュニケーターに出会う確率は結構高いです。

機会があれば、ぜひ尋ねてみてください。

 

そんなわけで、今回は郷土についてのお話を。

 

 

あなたの「都道府県」の「花」、「鳥」、「魚」はなんですか?

 

たとえば私の出身地(同僚堀川と一緒)、「新潟県」の「」は、

全国的に有名になってしまった「トキ」。

卒業論文の調査のために歩きまくった「高知県」の「」は、

本気で美味しい「カツオ」。

現在住んでいる「千葉県」の「」は、

イメージどおりの「菜の花」。

7年間お世話になった「福井県」の「」は、

これまた美味い「越前がに」。

 

 

このように、その地域にどのような特色があるのか

分かるものが選ばれていますよね。

 

そして都道府県の○○というお題は、

「鳥」、「花」、「魚」、「木」など

日本に住む多くの人の生活にとって

身近でなじみのあるジャンルから選ばれているのではないでしょうか。

 

 

ところかわってアメリカでは、

州の化石(State fossil)なるものがあるんです!

 

たとえば、

ペンシルバニア州」は、三葉虫(さんようちゅう)の「ファコプス」、

サウスダコタ州」は恐竜の「トリケラトプス」だったりします。

州の化石の画像

さすが、「地質学(古生物学)」の本場だけあって、

「化石」が人々の身近な生活になじんでいるのでしょうか

 

「日本で化石はあまり見つからないからね~」

と思われた方もいるかもしれません。

 

そんなことないんです!

 

たとえば、レアものイメージの強い「恐竜化石」でも、

最近の目覚しい研究により47都道府県中、

18都道府県で見つかっています

 

 

日本の恐竜化石産地の地図

 

 

そして、恐竜に限定しなければ、

すべての都道府県で化石は見つかっています

みなさんの身近な場所からも化石は発見されているかもしれません。

 

どんな化石が出ているのか知りたいな」と思ったら、

お近くの博物館や科学館はとても役に立ちます。

調べてみて、「都道府県の化石」を「自分なら何にしようかな

と考えてみるのも面白いかと思います。

(これを面白いと感じるのが私だけではないと信じたい!)

 

化石なんか特に興味ない」という方も(涙)、

他のジャンルで

勝手に都道府県の○○を考えてみてはいかがでしょうか!

 

未来の定番都道府県の○○が、

ご当地自慢とともに、

みなさまの身近な自然を見直すきかっけになれば嬉しいです。

州のマフィンの画像

 

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この記事への4件のフィードバック

こんにちは、千葉育ちの者です。

千葉の県花は菜の花だと県民の誰もが信じていますが、実は違うってご存じでしたか?

このことは県のWEBサイトにも明記されています。

もっとも、正式に定められていないだけで事実上 菜の花であることに代わりありませんけどね。(^_^)

ちなみにわたしの学生時代の専攻も古(微)生物でした!

実習で近所の川へ行ったとき、教授がその辺に落ちてる貝殻の中から

ひょいっと一つ選び取って「ほら、これ化石ダヨ~。」と仰ったことが忘れられません。

化石って種類を選ばなければ意外と簡単に見つかりますよね。

種類を選ばなければ、ですけど。(^_^;

しかし…マフィンまで決まってるとは驚きです。

おち 様

コメントありがとうございます!

そうなんです、私もこのブログを書く前に千葉県のウェブページを見たのですが、「NHKが中心となって一般から公募」とあり、「県の○○」といっても色々な決め方があるんだな~と思っておりました。

マフィンも州が制定したオフィシャルなもの(笑)から、一般的にいわれているものまで色々あるようです。

どんな種類の化石でも手に取ると、「ずっとずっと長い年月を経て今ここにある」と感慨深く感じます。

古生物学をご専攻されていたとのこと、また色々と教えていただければ幸いです。

三連休の中日に2回目のmiraikanに行きました。

私は生粋の文系人間で、理科はあまり得意ではないですが、

DNAについて安曽さんに細かく教えていただいて、大変参考になりました。

私は、いろいろな会社の社長や役員に対して、アドバイスを行う経営コンサルタントをしています。

普段、外部環境に適合した組織作りをするのに、違う分野のお話は大変刺激を受けました。

人間の本能的な活動のヒントを得られ、企業活動へのアドバイスにも使えそうです。

また、教えてもらいに行きたいと思います。

追伸:

子供に混じって、根掘り葉掘り聞いてしまってお邪魔してしまい、恐れ入ります・・・。

ムラヤン 様

文系とのことですが、進化学について基礎からしっかりとご存じでしたので、てっきり理系の方だと思っておりました。

生物進化を知りたくて「古生物学」の道にいる私としても、お話とても新鮮でした。

生きものの長い歴史が、温故知新として様々に役立てられれば幸いです。

お話する機会が一度きりとなってしまうことの多い展示室では、「もっと良い説明の仕方あったのではないか」と反省しきりですので、このようにご連絡いただき、とても嬉しく感じています。

こちらこそ、またのお越しをお待ちしております。

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