「出張命令、用務地キエフ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

皆様こんにちは。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

そしてそして、社交辞令でなく、ほんとうにご無沙汰しておりました。

その間に、未来館の科学コミュニケーターになって一周年を迎えました。

この大切な節目を、同期の落合、國次、野副(五十音順)と祝う暇もなく、今日にいたっていますが(涙)、4人揃ってこの日を迎えられたこと、支えて下さった周りの方々、未来館に関心をもって下さっている皆さんに感謝しています。

そして、きっかり未来館2年目の初日、2012年10月3日(初出勤は昨年10月3日でした)、私が勉強してきたロシア語のおかげで新しい展開があったのです。

遅めの夏休み明け、出勤すると、マネージャーからオフィスの隅にある打ち合わせスペースに手招きされ、座るなり「長谷川さん、キエフに行って下さい」。

本当に!?ウクライナの首都キエフ出張という話があるとは聞いていましたが、実際に機会がまわってくるとは。任務は、キエフで開催されるイベント「YaponoManiya(ヤポノマニヤ、通称ジャパンマニア)」に未来館のブースを出展し、当館の取組みを紹介すること。すぐに「はい、よろしくお願いします」と答えました。

ウクライナは旧ソビエト連邦を構成していた15の共和国のひとつ。1991年のソ連崩壊後、日本と国交を樹立して、昨2012年に20周年を迎えました。これを記念して10月20日と21日の2日間、開催されたのが第1回「YaponoManiya」です。

市の中心部から車で15分ほどの会場「KievExpoPlazaキエフエキスポプラザ」には会期中のべ1万人が訪れ、会場の寿司レストランも終日大賑わい。茶道や華道、武道などの伝統文化や工芸品の紹介から家電製品や食品販売まで、多岐にわたる日本紹介は日本ファンのみならず多くの市民の関心をよび、日本人気の高さがうかがえました。

 

わが未来館の活動の目的は、先端の科学技術に注目し、その社会での役割を見つめ、世界とともに未来を考えること。当館の取り組みを体験してもらうツールとして、シンボル展示「Geo-Cosmoジオコスモス」の地球データを閲覧できるタッチパネル式の大型パソコン1台を持参。それから日本の代名詞ともなっているロボットの一例としてi-Sobotも1体。さらに写真や映像とトークで館内の様子を紹介し、他のブースとは一味違った角度から日本にフォーカスしました。

おかげさまで未来館ブースには家族連れや日本語学科の学生、日本の先端技術や初音ミクに興味津々の若手研究者など、幅広い層のお客様が立ち寄ってくれました。「未来の館、という言葉をきくだけでワクワクするわね!」と目を輝かせる年配の女性、ASIMO実演の映像をみて「ASIMOはいつ来るの?」と痛いところをついてくる少年、「日本語バッチリになって、二年後に日本に行きたいです!」という大学生……。

 

イベントを後援した在ウクライナ日本大使館には、終了直後から「次はいつ?」と問い合わせが来ているとのこと。もし第2回「YaponoManiya」が実現したら、未来館もぜひまた出展したいです。

ウクライナは、事故を起こしたチェルノブイリ原発がある場所です(事故当時は、旧ソ連でした)。「福島はいまどうなっているの?復興は進んでいるの?」と気遣う声をいくつもいただきました。偶然かもしれませんが、いずれも事故当時すでに大人になっていた世代の方々からです。ウクライナの人々の日本への関心が表面的なものではないことをあらためて感じました。

 

そして今回、私もチェルノブイリ原子力発電所の事故現場を訪ねることができたのです。

 

つづく。

※コメントをする際は「ブログへのコメント投稿について」をご覧ください

※「名前」は、ハンドルネームでも構いません

この記事への1件のフィードバック

ずっと、仲良くしたいですね。

シベリア鉄道を高速化して、ニュー新幹線で行ってみたい。

コメントを残す