おかねの惑星。あなたは幸せですか?

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[caption id="attachment_24092" align="aligncenter" width="430"] これは私にとって幸せの定義です。宮古島、2012年10月[/caption]

 

昨日、よくほほえんだ、または笑った?

昨日一日、敬意をもって扱われたか?

昨日、ゆっくり休めた?

昨日、何か面白い事をしたか、または学んだか?

昨日、いい気持ちや悪い気持ちをたくさん感じたか?

数週間前、私のスペイン語の先生から、彼女が中米の祖国エル・サルバドルで年末に撮った写真を見せてもらいました。彼女の家族、親戚、友達などが写っていました。印象的だったのは皆の温かい表情と笑顔でした。国際通貨基金(IMF)による2010年の「国の国内総生産順リスト(1人当たりの購買力平価)」でエル・サルバドルは95位です。ということは・・・エル・サルバドルはそんなにお金持ちの国ではないよね?お金はないけれど、皆よく笑っているね!と思いました。(今のギリシャ人にはこれはいいお手本になるかも)

世論調査などを行うアメリカのギャラップ社は人々の幸福度を調べるために2011年に148カ国に調査をしました。この調査では、この記事の冒頭に載せた質問をし、その結果は2012年12月に発表されました。(詳しくはこちら

人々の幸福度が最高の国

1.パナマ

2.パラグアイ

3.エル・サルバドル

 

59.日本

 

人々の幸福度が最低の国

1.シンガポール

2.アルメニア

3.イラク

ラテンアメリカの人たちは世界一幸福でポジティブということが分かりました。トップテンの中で8カ国はラテンアメリカの国です。このデータは、経済アナリストや伝統的な経済指標ばかりに注目する指導者を驚かせるかもしれない。シンガポールは国内総生産順リストの5位にあるけれども、シンガポール人は幸福感を抱いている人の割合が少なかった。高所得は必ずしもよりよい幸福という意味ではありません。ノーベル経済学賞を受賞したDaniel Kahnemanによると、年収が75万ドル以上になると、年収と幸福感とに関連性がなくなります。国民の状態をより良くする方法を探している指導者は戦略に幸福度を組み込む必要があるかもしれません。指導者は国民の状態を国内総生産や「一週間に40時間の仕事」などだけで定量的に計れないということを理解すべきみたい。

 

日本人であるあなたなら5つの質問にどう答える?

日本人であるあなたは幸せですか?幸せでなければ、何が問題なのでしょうか?もしかしてお金?

 

昔と比べ、より多くのお金、より快適な生活を手に入れ、私たちはかつてないほど幸せになったでしょうか。第二次世界大戦以降、鬱病とアルコール依存症と自殺率が増え、日本以外の国では、犯罪率も増えました。国の経済成長は私たちを必ずしも幸せにしない、というデータがあります。私たちはいつも他の人との比較で自分の幸せを感じ、新しい状況にはすぐに慣れてしまうため、このような幸福のパラドックスがおこると研究者は考えています。

日本の様子を見てみましょう。内閣府の「国民生活白書」(平成20年版)には、以下のように書いてあります。

国民の経済的豊かさを表す指標として、1人当たり実質GDPの変化を見てみると、バブル崩壊後の不況時に低下はしたものの、長期的に見れば上昇傾向にあり、1981年の273万4千円から2005年の424万4千円まで上昇している

一方、「生活全般に満足しているかどうか」(生活満足度)を5段階評価の平均得点で見てみると、84年の3.60が最高で、90年以降は生活満足度が逓減し、2005年には3.07となっている。これは他の先進諸国でも見られる「幸福のパラドックス」と言われる現象であり、我が国においても日本の1人当たり実質GDPの動きと満足度の動きは正の相関をしておらず、経済成長が日本国民の生活全般の満足度につながらなくなっていると言える。(詳しくはこちら

 こういう結論を出していいか分からないけど、次の事を言えるかもしれません:どんなにお金を手に入れても幸せにならない可能性があります。家族、友情、笑顔、キス、愛、夢。幸せの秘密は私達の身近で何気ないつながりの中にあるはずです。

お金が人間にどう影響するかを考えるために未来館のシンボル展示、Geo-Cosmosの新しい実演を作りました(ご協力下さった皆さま、ありがとうございます)。お金と国々、お金と環境、お金と幸せ。この3つの軸で「おかねの惑星」の上でお金の動きを説明します。

Geo-Cosmosの最新実演、「おかねの惑星」は3月9日(土)から毎日13:30に行います。

この実演は私が作ったいわば「子ども」のようなものだからぜひ見て感想を聞かせて下さい。ギリシャの田舎から来た私、こんな大きいプロジェクトを実現するのをまったく想像できなませんでした。実演の7つの曲を選ぶためにだいたい曲を5000ぐらい聞きました。だって私は音楽なし生きられない人間ですもの!ぜひ、実演の音楽に注目してほしいです。

[caption id="attachment_24088" align="aligncenter" width="430"] 閉館後、新しい実演準備中![/caption]

そして、お金が気になる皆様、未来館の新しい企画展「波瀾万丈!おかね道」も必見!

(その中で私が写っているビデオが流れています。恥ずかしい・・・)

 

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