Futuro-textiles:未来のパリコレ

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ファションの大好きなあなた、服を見てわくわくする時、科学技術に感謝していますか? 科学技術が進化していなければファションの世界も進化できなかったかもしれませんよ。特に新しい素材の開発で様々なタイプの服が誕生しました。私たちの服はこれからどうなるでしょうか?

 

前にも書いたように2月にパリに行ってきました。美味しいデザートを食べたり、美しい建築物をみたり、おしゃれな人を観察したり……。でも、それだけではありません。パリの博物館にも行きましたよ。海外の博物館は未来館とどこが似ているのか、どのように違うかを自分の目で確かめたかったのです。実は昔々未来館でもう1人の外国人の科学コミュニケーターが働いていました。フランス人の彼は未来館の後、パリにある「La Cite」という博物館で働いているそうです。この博物館も見たかったし、先輩にも挨拶したかったので友達をつれて行きました!

 

行く前にパリの地下鉄の中で「La Cite」の広告を見てびっくりしました。

「へ~これが博物館の広告か?Vogueの表紙みたい!カッコイイ!」と思いました。

「Futuro Textiles: Surprising Textiles, Design & Art」という企画展をやっていました。必見!Futuro Textiles、皆さん、意味分かりましたか?Futuro=未来の(最後の「o」は2つの言葉をつなげやすくするために入りました) Textiles=織物。未来の服って意味。

建物を外から見ると少し古くなっているけど入ったら「さすが、パリの有名な博物館」と思いました。一日で回りきれない感じがしました。急いですべての展示を見ましたが、一番気に入ったのは「数学」と「宇宙」でした。特に「数学」のコーナーは古代ギリシャ人の名前だらけでした。この記事では展示のすべてを紹介できないので皆さん、パリに行ったらクロワッサンを食べ、ワインを飲みながら(クロワッサンとワインは合わないか?)ぜひLa Citeを見に行って下さい。

さて!未来の服を少し見てみましょうか?(下のを服と言えるかな・・・)

Mood Sweater, 2010, Sensoree: Kristin Neidlinger

気分セーター

http://sensoree.com/

企画展のポスターにあったドレスはこちら!

元ダンサーのKristin Neidlingerさんが、このセーターをデザインしました。Kristinさんの専門は「ダンス医療」だそう。このセーターは着ている人のわくわくした気分に応じて、色を変えます!高い襟(ハイカラー)が着ている人の感情に合わせてカラフルに変化し、まわりの人に気分を示すインジケータの役目をします。センサーを利用して、バイオフィードバックの「鏡」として働いています。このセーターでは、ウソ発見器で培われている技術を利用したそうです。この技術をGSR(Galvanic Skin Response)と言います。ビジュアルインターフェースであるセーターのハイカラーは首の周りにあって「話す」のを「色」にかえます。ユーザーの「真実」は瞬時に表されています。

「あら!みてみて、真理子ちゃんの気分セーターは今日も真っ赤だね! あ~ 恋しているなんて、いいですよね~」って感じ?

Mushroom Death Suit, 2011, Jae Rhim Lee

キノコの死のスーツ

www.infinityburialproject.com

死んだら火葬にされたい人もいれば、そのまま埋葬されたい人もいるでしょう。日本では土葬は難しいですが、これを望む人のために、アーティストのJae Rhim Leeは少し挑発的で環境に優しいスーツを提案しました。このスーツはキノコの胞子を注入した糸で刺繍されています。胞子は生長するとともに、スーツと体の両方を分解しやすくします。エコをずっと考えているあなたにぴったりかも。グロ可愛い・・・?

 

Boat Dress, 2010, Jacqueline Bradley

船ドレス

www.jacquelinebradley.com.au

Jacqueline Bradleyさんは作っている作品で芸術と環境のギャップを埋めようとしています。彼女にとって、環境といえば水、海です。コットンや金属や木材などで作られたこの奇妙にみえるゴムボートドレスは、服を輸送手段として使うことができます。ステージでは、彼女自身がこのユニークで軽薄なライフジャケットを着てパフォーマンスをしていました。

個人的にこのような服を着て東京のラッシュアワーの電車にぜったい乗りたくない!

朝8時、渋谷駅で船ドレスを着ながら「すいません、すいません、ちょっと急いでるんですけど」──あ り え な い。

以上、パリからディミがおつたえしました。

未来の技術はどのように変化していくか?

未来のファションはどのように変化していくか?

未来の社会はどのように変化していくか?

社会-技術―ファション-社会―技術―ファション-社会

終わりのないループです。

今度ファション雑誌を読むとき、少しだけ科学技術の事も考えてあげてね。

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