緊急地震速報!その時あなたはどうした?

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8月8日の16時56分、緊急地震速報が職場に鳴り響きました。

ドキッとした私は職場のみんなと一緒に慌ててお客様のいる展示フロアに駆けつけました。

展示フロアでは、数名のお客様が不安そうに少しざわついていただけで、地震の揺れが全くなかったこともあって混乱した様子は見られなかったです。

あとで「誤報」と判明し、まず一安心しました。

 

「なぜ誤報が生じたのか?」については、あちこちに記載されていますので、ここで割愛いたします。

誤報についての詳細は、気象庁のページをご覧ください。

http://www.jma.go.jp/jma/press/1308/08b/0808_wakayama_eew.html

 

誤報について議論されている中で、私はこう考えました。

誤報とはいえ、防災意識が試される良い訓練になったのではないか。

 「緊急地震速報」といえば、その初動がとても大事です。以下6人の例を挙げて行動パターンを考察してみます。速報が流れてきた時の皆さんの行動を思い出してみてください。下の図を御覧になって、自分はどのケースに近いかを確認してみましょう。

 緊急地震速報 

図をクリックすると大きくなります。 

Aさんの場合

キッチンで夕食作りをしているときに「地震速報」を聞く。すばやくコンロの火を消して、ダイニングテーブルの下に隠れる。

速報にすばやく反応し、正しい行動を取れています。地震から身を守るために常に備えているようです。

→これからも初動だけではなく、多方面からもしっかりと地震に備えていきましょう。

 

Bさんの場合

会社の給湯室で「地震速報」を聞く。慌てて給湯室から出ようとするが、持っている熱いコーヒーが溢れる。

速報にすばやく反応しているものの、正しい行動をとれていません。いざ地震が来るときに、慌てる心配があります。

→頭で考えるだけでは不十分かもしれません。防災訓練などの実践活動に積極的に参加してみましょう。

 

Cさんの場合

高速道路を走行中に「地震速報」を聞く。すぐ車を止められない状況。

速報をキャッチしているが、やむ得ない状況でなにもできません。

→やむ得ない状況に対する備えが必要です。地震時のあらゆる状況を考えて、事前にシミュレーションしましょう。

 

Dさんの場合

外出中で「地震速報」を聞く。自分と別に関係ない。あるいは、速報なんて信用にならないと思い、行動を起こさなかった。

緊急地震速報に対する認識がすこし足りないかもしれません。

もしかしたら、地震に対する備えを十分に検討していない可能性もあります。

→地震の備え方をもう一度確認してみましょう。

 

Eさんの場合

海で海水浴を楽しんでいた。携帯電話を持っていないため、「地震速報」を受信できず。

情報収集できない状況に備える必要があります。

→情報収集できない状況を事前に考えて、対策をねりましょう。

 

Fさんの場合

パソコンや携帯電話を持ってなく、テレビもラジオも見ていない。「地震速報」を受信できず。

地震が急に来るのを待つしかありません。情報格差が生じています。

→特にお年寄りの方に多いのがこのパターンです。自治体の協力だけではなく、ご近所といった周りの方の手伝いが必要となります。

 

  

いかがでしょうか。皆さんはどのケースに近いでしょうか。

ちなみに、私は、職場でふだんから防災訓練を頻繁に行っているおかげで、Aさんのように想定通りの正しい動きが出来たと思います。

しかし、Aさんのケースに近いからといって、安心してはいけません。

実は、緊急地震速報をうまく活用するためには、理想的な対応以外のケースを参考して、検討し続けていく必要があります。

 

いつも災害後に、「予想外」、「未曾有」などの言葉が聞かれます。

しかし、災害が起きる前に、避難訓練や防災教育が出来ないと、災害時に適切な行動を取ることが難しいです。

あらゆる状況を踏まえた上で、今後もしっかり備えていくことが、少しでも被害を減らすためのきっかけになると思う次第です。

 

地震に備える資料として、以前のブログにも紹介していましたので、参考していただけたら幸いです。

http://blog.miraikan.jst.go.jp/other/2012121120534

http://blog.miraikan.jst.go.jp/other/2013011421968#more-21968

 

※ 初出時、「16時54分」と記述しておりましたが、「16時56分」の誤りでした。訂正し、お詫びさせていただきます(2013年8月12日)

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