終戦記念日と昆虫食

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8月15日は終戦記念日です。
 
5月に、昆虫食の記事をネットで目にしました。

国際連合食糧農業機関(FAO)が、「昆虫は栄養価も高く採集も容易で、世界の未来のために、理想的な食料になる」と提言したというニュースでした。

「なるほど、世界規模の食糧難を考えると、それに備えてか」と思って、私的には、あまり抵抗なく昆虫食の記事を読めたのには、実は、訳がありまして……

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5月に昆虫食の記事を目にして以来、ずーっと気になっていたのですが、8月になった今、改めて取り上げるにはわけがあります。

8月と言えば、広島県出身の私にとっては原爆投下と終戦記念日なのです。

(祖父は、原爆投下の数日後には何も知らされないまま、県のはずれから片付けに動員され、被爆地で悲惨な光景を目にしたそうです)
 
そして、昆虫食と聞いて思い出すのは、ばあちゃんの思い出なわけでありまして……
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……という経験のおかげで私としては、「昆虫食」と聞いても、何の抵抗もないわけです。

それに、たいていの食べ物は少々賞味期限が切れていても、「クンクン」して「大丈夫」と判断すれば平気で食べてしまいます。

 
アメリカに1年ほど「移住」しておりましたが、そのとき、「日本人はグラスホッパーを食べるのか?」と聞かれたので、真顔で「グラスホッパーを食べているのではない!イナゴだ!!」と涼しい顔をして切り返しておきました。
 
さて、先ほどのFAOの提言の話。実は、「人間に食べなさいと言っているわけではない」とも記者会見でコメントしていまして、最初はショッキングな内容にビックリした人が多かったようですが、
主旨しては、世界の飢餓とたたかう上で、例えば、家畜の飼料として、昆虫を食物システムに組み込むことを提言しているというのです。

「まぁ、これならアリかな」とも思える内容。

 
農林水産省によると平成22年度の日本の食糧廃棄率は約2000万トン。

実に、輸入食糧の1/3に達しているそうです。世界の何処かでご飯が食べられない人達がいるのに、輸入しておいて(そのものを捨てているわけではないけれど)廃棄しているんです。

さらに、その廃棄量は、世界中から貧困地域へ寄せられる食糧援助量をはるかに上回っているそうです。

言われてみれば、私も、主婦として日々台所に立っているなかで、もやしを茶色くして食べられなくしてしまうことがしばしばあるし、小松菜の葉っぱが黄色くなってしまって、上部1/3を捨ててしまうことも……

(*_*;)ごめんなさい。
 
私たちは、戦後の復興をとげ、経済成長を遂げてきました。

今さら、戦中の食べ物を思い出したところで、食糧危機の問題解決にならないかも知れません。

でも、うなぎ、マグロ、クジラ──絶滅するかもしれないと知っていて、なお食べるなら、せめて、廃棄処分にはなりませんように。

そして、食糧についても、技術革新が進んで、画期的な食糧保存方法が開発されたり、みんなが納得できる高収量の作物や栽培方法が開発されたりして欲しいな~と思う終戦記念日なのでした。

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