災害から人命を救う!現代日本版サンダーバードの拠点へ行ってきた

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未来館で開催中の企画展「サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~」は、みなさん、もうご覧になりましたか?

(サンダーバード博については、「ブラジャーぶっち」から改名して担当3号大渕ブログ参照。ちなみに担当1号は野副師匠。担当2号は私)

サンダーバードで活躍する国際救助隊が拠点としているのが、南太平洋に浮かぶ孤島「トレーシーアイランド」のトレーシー邸。

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トレーシー邸のラウンジでは、父親で隊長のジェフ・トレーシーが情報収集をしたり、隊員の息子たちと通信をして指示を出したりします。

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(C)ITC

普段は一家団欒の場ですが、緊急事態発生時には、災害救助の指令拠点に早変わりします。

実は、未来館の近くにもあるんです。災害救助の指令拠点が。

ということで、行ってきました。

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ひろっ!!!ここはどこ?

東京臨海広域防災公園です。ここは、国の基幹的広域防災拠点で、首都圏で大規模災害が起きたときに、現場の司令塔の役割をする緊急災害現地対策本部が設置されます。

広さはなんと、東京ドーム約2.8個分。未来館からすぐ近くの、ゆりかもめ有明駅を下車したところにありますよ。

案内してくださったのは、山崎純一センター長。

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紳士な笑顔が、ジェフ・トレーシーに似ていませんか??

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(C)ITC

国際救助隊の隊長のジェフ・トレーシー(右)。

首都圏に大規模災害が起きたときの防災拠点

さっそく公園内にある本部の建物へ。

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普段は、「そなエリア東京 防災体験学習施設」と言い、防災について学べる施設として使われています。

防災に関する展示やレクチャー室のほか、首都直下地震が起きてから避難するまでの72時間を体験するツアーもありますよ。

こちらはオペレーション室。上のガラス窓から見学できます。

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首都直下型地震のような大規模災害が起きたら、「緊急災害現地対策本部」として使われます。

幸い、2010年の開館以来まだ使われたことはありませんが、2011年の東日本大震災の時には……

「ここが緊急災害現地対策本部として使われるかもしれないと、職員は緊張していました」(山崎センター長)。

 

災害救助の司令塔って何をするの?

ここは、阪神淡路大震災の経験を活かしてつくられました。将来起こるかもしれない首都直下型地震の対応を想定しています。

もし、都内で震度6強の地震が起きたとすると、以下のような流れで災害対策がとられます。

(1)首相官邸に「緊急災害対策本部」が設置される

・国全体の被害状況の把握

・全国、海外との災害応急対策の調整をする

(2)ここに、「緊急災害現地対策本部」が設置される

・現地の被害状況のとりまとめ(被害情報収集)

・被災地内での、救助や支援物資の配分など災害応急対策の調整をする

広大な敷地を持つのは、自衛隊などがここを活動拠点としてキャンプをはることを想定しているためです。

また、交通の便がよいのも特徴のひとつ。

2006年に開通した「晴海通り」こと「東京都道304号日比谷豊洲埠頭東雲町線」は、ここと中央官庁のある霞ヶ関を一直線に結びます。緊急時には交通規制が行われるため、霞ヶ関からすぐにここまで来られるというわけです。

また、最大7機が駐機できるヘリポートや、海路では船着場も近くにあります。

 

人の命を救うお仕事

 

ところで、災害が起きたとき、救助で最も大切なことってなんでしょうか?

「まずは人命救助。自衛隊や消防、警察などが担います。次に医療体制です。けがをした人などの手当てをします」と山崎センター長。

災害が起きた時に、一番大切なのことは人の命を救うこと。

サンダーバードで描かれる国際救助隊の目的も同じです。山崎センター長そっくりの(しつこい)、国際救助隊隊長のジェフ・トレーシーは、「人命救助こそが何よりも重要とされる」という信念を持っています。

とはいえ、難しいことはさておき、東京臨海広域防災公園は広大な土地を活かして(?)バーベキュー場もあるので、レジャーがてらご家族で夏休みにふらりと出かけてみてはいかがでしょうか。

同じく人命救助が描かれる、サンダーバードの企画展「サンダーバード博」もよろしかったらぜひ……。

企画展概要

TB

サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~

会期:2013年7月10日(水)~9月23日(月・祝)

会場:日本科学未来館 1階企画展示ゾーン

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この記事への1件のフィードバック

有明の辺りは全部、埋立地だと思いますが、

もしもの時に、液状化は起きないのでしょうか?

途中の橋や道路が通れなくなった場合は、

水上バスのような船で移動するのでしょうかね。

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