攻殻機動隊が実現!?あなたはどう思いますか?

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いよいよ今月末から、攻殻機動隊の新作のアニメ映画「攻殻機動隊ARISE- GOHST IN THE SHELL」の第二弾が劇場公開になりますね!楽しみで仕方がありません。

nagakura(画像は、6月劇場公開の一作目を見に行った時に劇場でもらった冊子)

攻殻機動隊の世界では、脳がコンピュータやネットに直接接続する「ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)」という技術が日常的に使われています。

攻殻機動隊とBMIについては過去のブログもご参照ください。

「攻殻機動隊の世界が実現できますか?」研究者に聞きました

続・「攻殻機動隊の世界が実現できますか?」研究者に聞きました

さて、未来館5階「ともに進める医療」の「エンドクサ」のコーナーでは、9月末まで「あなたはBMIを使ってみたいですか?」というご意見を、来館者の皆さんから募集していました

今回のブログでは、皆さんからのご意見を中間発表します!

BMIに関するエンドクサでは、以下の質問を皆さんに投げかけました。

集計結果の基本データ

集計期間:2013年8月1日~14日

回答者:計519人

性別:男177人(34%)、女299人(56%)、無回答43人(8%)

年代:0~9才68人(13%)、10代253人(49%)、20代68人(13%)、30代28人(5%)、40代25人(5%)、50代11人(2%)、60代5人(1%)、無回答61人(12%)

病気やけがになったら使いたい、でも健康なら必要ないのでは?

全体の回答は以下の通り。

結果

(単位は%)

①病気やけがになったときに、治療やリハビリ、生活の助けとして使いたい、という方が多い一方で、③健康な状態で便利さのために使うというのは待ったと考える方が多いという結果でした。

コメント欄には、

「脳の機能が衰えたときだけに使える技術ならばよいと思う」

「心が脳がかわったりしてしまったらいやだから」

「①必要と思う ②悪用されるリスクが高い ③すべて機械に頼りたくない」

といった意見がありました。

興味深いのが、男女別で見てみると男女でちょっとした違いがありました。

①は男女ともにYES(やってみたい)が最も多いですが…②になると女性でNOと回答した人が増え、③ではNOがYESを上回りました。女性の方が慎重な考え方が多いのでしょうか。

男女別回答結果

(単位は%)

良い面と悪い面を考える

どんな技術にも良い面(ベネフィット)と悪い面(リスク)があります。

BMIについても同様です。

質問にあげたような便利な使い方がある一方で、

・他人に心を読まれたり、記憶や考え方を操作されたりするかもしれない。

・脳や脳の働きが変わってしまうかもしれない。

といった、気をつけなければいけないこともあります。

そのようなことを考えた上で、みなさんの上記のような回答結果になったようです。

いろいろ思った、いろいろ言いたい

ところで、BMIを使いたくないという意見の方の中には、「人間として自然じゃないから」という意見も多くありました。

新しい技術を使うときは、良い面と悪い面を考えるのは当然のことながら、もっと他にも考えることがありそうです。
老化には逆らわないのが自然なのか、老化しない努力をするのか、老いをどう受け止めるのか、人間と機械の関係、などなど……。

そこで、これまでに集まった意見をもとにして、みんなが考える場を作ることになりました。

科学コミュニケーター同期の堀川らが企画をして(多謝!)、明日から未来館などお台場地区で始まる科学コミュニケーションのイベント「サイエンスアゴラ」で関連のイベントが出展されますよ。
ぜひお出かけください〜。

サイエンスアゴラ2013: ポスター展示「転校生は、科学技術あなたはどうつきあう?

開催日時:2013年11月9日(土) 10:00~17:00

開催場所:日本科学未来館 3階 サイエンスライブラリ

 

※)ブログ管理人よりこの記事の筆者である長倉は9月末に未来館を退職しました。この原稿は、9月下旬にほぼ完成した状態でできていたものに、本人が加筆して完成させたものです。

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