UNI-CUB β 登場!―未来館での実証実験が形に―

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11月23日から東京ビッグサイトにて、第43回東京モーターショーが始まりました。そこで世界で初めて出展されたのがUNI-CUBの新しい機種である「UNI-CUB β」です!

さっそく試乗してきました。

UNI-CUB現行機との違いは…

 

その1

小さくなりました。

今まで未来館でお客さまに乗っていただく時は、身長155cm以上という制限を設けていましたが、小さくなったUNI-CUB βでは145cmから、とより多くの方が乗れるようになりました。

 

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【小さくなったUNI-CUB β】

その2

自立スタンドが付きました。

自立スタンドが付き、その場で立てておけるので取り扱いやすくなりました。 UNI-CUB βの前に向かってアルミ製の足みたいなのが見えますか? 乗る時はこのスタンドを地面に着けて、座ってからスタンドを上げます。

スタンドは乗った時のペダルを兼ねています。

 

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【スタンドを上げてペダルに足をかける】

 

その3

座る姿勢が楽になりました。

より「腰掛ける感じ」になったので、UNI-CUBに初めて乗った方が指摘される、滑り落ちそうな感覚がなくなりました。

 

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【「腰掛ける」感じになったUNI-CUB β】

 

まとめると、小さくなって重心が下がったことで、安定感が増し、初心者でも今まで以上に扱いやすくなりました。体の動きに対する反応もスムーズになり、意識して運転している感覚が少なく、より自然な感じで動けるようになりました。現行機を乗り慣れている私たちからすると、かわいらしく小さくなって、まるで小動物みたいです。

未来館のUNI-CUBチームは、UNI-CUB βの誕生に感慨深いものを感じていました。昨年の6月より未来館では開発者であるHONDAと協力し、UNI-CUBの実証実験を行ってきました。

実演、科学コミュニケーターによる巡回、来館者の乗車体験会、展示ツアーなどにUNI-CUBを用いて、HONDAにフィードバックしてきました 。

これは、単に乗り心地をよくするという目的だけではなく、全く新しい科学技術、乗り物であるUNI-CUBが社会の中でどのような価値を生み出せるか、という模索でもあったのです。未来館は、パーソナルモビリティを用いた新しい館内サービスの可能性を探り、HONDAはUNI-CUBが社会に受け入れられるためには、どんな乗り物であったらいいかを探ってきました。 そして未来館の展示フロアという空間の中で、新しい科学技術であるUNI-CUBを媒介として、市民と研究者をつないできました。

未来館のスタッフとHONDAの開発者はミーティングを重ね、少しずつ改良された機体を用いながら、どんなサービスができるのかを検討、実施してきました。そして、たくさんのお客さまがUNI-CUBに乗って展示フロアを巡回している科学コミュニケーターに声をかけて下さり、意見を聞かせて下さいました。さらに、体験会や展示ツアーでは、参加者のみなさまは長時間にわたる体験を楽しみ、積極的にフィードバックを下さいました。実演を見て下さった方は約8,000人、「UNI-CUBに乗って何をしたい?」というお題にいただいたご意見カードは約6,000件にのぼります。

そうした実証実験の成果が、今回のUNI-CUB βの誕生につながったのです。未来館でUNI-CUBと関わって下さったみなさん、本当にありがとうございました。HONDAの開発者のみなさん、一緒にお仕事ができてうれしいです。おめでとうございます。

そして未来館ではいま、こうした新しい科学技術が誕生する過程で、いかにユーザーである市民が関わっていくか、ということテーマに、UNI-CUBワークショップを開催しています(UNI-CUB βではなく、現行機で行っています)。

11月23日(土)と24日(日)に初のワークショップを行いました。

ワークショップは11月30日(土)、12月1日(日)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、23日(月)に行います。詳細はこちら。みなさんもぜひ、ご参加下さい!

 

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この記事への2件のフィードバック

UNI-CUB β、是非乗ってみたいです!

今回のワークショップではUNI-CUB βは使用するのですか?

はらぺこラッコさま

管理人の詫摩です。

いつもコメントをありがとうございます。

ブログを書く一番の励みは、皆さまからのコメントなのです!

石川が本日、休みをとっているので、代わりにお返事いたします。

未来館で実施中のワークショップで使うのは現行機で、新しいUNI-CUB βではありません。

現在のところ、一般の方がUNI-CUB βに乗れるのは東京モーターショーの会場のみのようです。行った者の話では、先着順で、すぐに埋まってしまうそうです。

現行機で行う未来館のワークショップでは、オフィスなどで乗ることを疑似体験していただきます(石川が書いた初回、2回目の報告記事を今日か明日には載せますので、ご参照ください)。ワークショップは残り7回となっていますが、ご興味があれば、ぜひどうぞ!

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