THE世界一展、本日オープン!

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本日、12月7日より来年5月6日までの予定で企画展「THE世界一展―極める日本!モノづくり」がオープンしました。

 

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【和包丁の展示を見入るお客さま】 和包丁の製作工程が紹介されています。

 

土曜日ということもあり、会場には午前中から家族連れやカップルなどが興味深そうに展示を見て下さっています。

 

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【「遊」エリアの一角】 鉄道模型やミニカーの展示に興味津々。

 

オープンの前には、プレスの方を招いての内覧会や、関係者をお招きしてのオープニングセレモニーが行われました。セレモニーに花を添えたのは、新幹線の顔を作る「打ち出し板金」の技術で作られたアルミ製のバイオリン、ビオラ、チェロによる弦楽四重奏です。「アルミ製のバイオリン?!」 金属的な音がするのかと思いきや、木製の弦楽器と変わらない繊細でとても美しい音色でした。「打ち出し板金」では、専用の型を使わずに熟練の職人さんが金属をハンマーで何度も叩いて伸び縮みさせながら立体的な形を作り出します。このアルミ製の楽器は、THE 世界一展の展示アイテムの一つです。

 

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【プレス内覧での演奏の様子】 アルミ製の弦楽器による美しい四重奏です。

 

私が印象的だったのは、総合監修をされた国立科学博物館の鈴木一義先生からいただいた挨拶のお言葉──モノづくりにおけるオンリーワン」という考え方です。「ナンバーワンよりオンリーワン」、よく言われる言葉です。たくさんの企業がしのぎを削るモノづくりの世界では「ナンバーワン」を決める要素はモノの品質以外にもあります。例えば、ライバル企業を吸収したり、規制などによって他社の開発や販売が止まれば、ナンバーワンになれるかもしれません。

でも、「オンリーワン」のモノづくりは誰にも真似できない技術。だからこそ、激しい競争の中でも生き残り、長きにわたって世界に発信していくことができるのです。そして、オンリーワンの技術の源となっているのが、「こだわり」、「もったいない」、「技の伝承」といった日本ならではの文化だと鈴木先生はおっしゃいます。モノづくりにおける、他者を打倒するのではなく、自分たちが持っている技術を妥協することなく追求し、磨きあげていく真摯な姿勢に、人としても生きる上でのヒントを与えられた気持ちがしました。

 

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【展示場で解説をする鈴木先生】日本のモノづくりの本質を伝えてくださいました。

 

宝船をあしらった企画展のポスター。ここには、日本で作られてきたモノを宝としてとらえ、みなさん自身のとっておきの宝を探してほしい、という願いが込められています。みなさんもぜひ、企画展でとっておきの宝を見つけてください!

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【世界一展の入り口】

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