TOP OF THE TOP! 的、理系女子

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いま未来館で、日本のトップ研究者30名が集結する「TOP OF THE TOP! 世界の頂点をめざす研究者30名」展を開催しています。

この展示でご紹介するのは、「FIRSTプログラム」の公募で選ばれた研究者30名。「FIRSTプログラム」とは、医療や再生可能エネルギーなど様々な科学技術分野で世界をリードするトップ研究者30名に、1人当たり15億〜60億の予算を配分して研究を支援するという、2009年にスタートした内閣府による科学技術政策の1つです。

近くで見ると、こんな感じ。

こちらの合原一幸(あいはら・かずゆき)先生は、新型インフルエンザ感染の拡散を予測しワクチン接種を合理的におこなう数理モデルをつくるなど、社会の問題を数学で解決しよう!という研究者です。ほかにも新書大賞2011をとった気鋭の宇宙物理学者、論文が世界中で引用されノーベル賞候補にもなっている免疫研究者など、ハイレベルな面々がずらり。

[caption id="attachment_1417" align="aligncenter" width="390" caption="パネルに貼ってあるカードは、展示ミニツアーに参加された来館者から寄せられたメッセージです。研究者にも届けます。"][/caption]

私はこの「TOP OF THE TOP!」展の企画制作とイベント運営を担当しているのですが、展示をご覧になったみなさんからのよくある質問“トップ”は、「なぜ女性研究者がいないの?」です。確かに改めて展示パネルの似顔絵イラストを眺めると、おじさん(ごめんなさい!)ばかり…。FIRSTプログラムの審査で選ばれたのがたまたま全員男性だったというのですが、日本は世界と比べても研究者の中の女性の割合が圧倒的に少ないのは事実です(※ちなみに現在、若手・女性の研究者を支援する「最先端・次世代研究開発支援プログラム」もスタートしましたが、1人あたりの研究費はFIRSTより小規模です)。

先日この展示コーナーで、千葉県のとある進学校からきた女子高生5人組に出会いました。将来は研究者になりたいという、理系女子の卵。FIRSTのそれぞれの研究を紹介すると、「すごい…!」とため息をつきながら一生懸命メモをとります。そこでそっと、選ばれたのは男性ばかりだがどう思うかと尋ねてみました。「自分は自分。勉強して頑張ります」との答え。控えめながらも芯の強そうな彼女たちに感心し、次の(あるのかしら?)「TOP OF THE TOP!」を目指してね!とエールをおくったのでした。

 

展示開催中の毎週土曜日には、ミニツアーや研究者へメッセージを届けるイベントを開催しています。鉄系超伝導体や色素増感薄膜太陽電池など、研究で使われている実物の素材も一部、紹介しています(研究素材をご提供いただいた研究支援機関の皆様、ご協力ありがとうございます!。) ご来館のさいは、どうぞ3階サイエンスライブラリにお立ち寄りください!!

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