未来館の活用方法 ~あなたの心地よい学び方を発見してみよう!~

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朝晩涼しくなってきましたね。みなさんいかがお過ごしですか?

学校も始まり、9月の未来館の展示フロアは夏休みとちょっと違った雰囲気が感じられます。夏休み中は家族連れが多く、親子の間の楽しい会話がたくさん見受けられました。9月に入ってからの未来館には、学生さんや小さいお子さんを連れたお母さん方をよく見かけます。

ある日、大学生の方と展示について話す機会がありました。彼女は、「物理学を専攻しており、教授にもっと専門分野以外の視野も広げるべきだと言われ、未来館に来ることにしました。友達と一緒だとおしゃべりばかりしてしまい、展示をゆっくりと見ることが出来ないので一人で来ました」と言っていました。視野を広げるために未来館を選んで頂き、スタッフとして嬉しい限りです。そして、なるほど、展示物を見るときは、自分と展示物の一対一の関係なので、この方の言われたとおり、一人で来た方が、自分のペースで時間を使うことができます。

皆さんはそれぞれの目的で博物館や科学館に訪れていると思います。ただ気軽に楽しみたいという気持ち以外に、何か新しいことを発見したい、学びたいという気持ちもある程度お持ちではないでしょうか?

そこで、あなたにとって一番心地よい学び方や環境はどんなものか考えたことがありますか?前回のブログでは、親子での対話を通しての発見や学びについて書きました。親御さんがお子さんと展示物を通してコミュニケーションを取ることによって、学びが深くなると書きましたが、今回はその学びについてちょっと紹介したいと思います。

[caption id="attachment_6729" align="aligncenter" width="300" caption="模型を使ってもっともっと楽しく学ぼう!"][/caption]

実は私は大の「数字苦手人間」です。数字を見ると、なぜだか頭の中がフリーズした感じになるのです。でも、写真や模型を見たり、実物を触ったりすることは大好きで、博物館へ行くと無意識に模型が置かれている展示や実際に触ることができる体験型展示を選んだりします。私にとってこれが「心地良い学び方」なのかな~と思います。

ハーバード教育学大学院、ハワード・ガードナー教授は多重知性(Multiple Intelligences)理論で8種類の知性を紹介しています。たとえば、その中の1つは空間的知性(Spatial Intelligence)という知能で、これは心の中に空間的世界を再現する能力が優位に備わっているということです。

このように自分の得意な知性が分かってくると、たくさんある展示物の中から自分の知性に合った展示を選ぶことができ、学習体験が一層深まるのではないでしょうか。

あなたの優位な知性は?                                         多重知性(Multiple Intelligences)理論 http://acceleratedlearning.us/multiple.htm
他の知性は、①言語的知性(言葉を使う)、②論理・数学的知性(数、記号、図形を扱う)、③音楽的知性(リズムと音のパターンを扱う)、④身体運動感覚的知性(身体と運動を扱う)、⑤対人的知性(他人とのコミュニケーションを扱う)、⑥内省的知性(自己の内的側面を扱う)、⑦博物学知性(自然や生物間の識別を扱う)です。ちょっと難しくなりましたが、どうですか皆さんはご自身のどのような知性が優位だと思いますか?未来館にはそれぞれの知性を引き出すきっかけとなる展示や映像がたくさんあります。ぜひ次に未来館に来た時は、あなたにとって心地よく学べるものを見つけてください。きっと未来館での体験が深まると思いますよ。

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