よる☆みらいかん

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ナイトミュージアムっていう映画、学生の頃なぜか好きでよく観てました。夜になると展示物が魔法の力で動き出す博物館が舞台の作品です。まさか自分が毎日ナイトミュージアムに入り込めるようになるなんて思いもせず。

未来館では、閉館時刻の午後5時をまわり、お客さまを見送ると、次々に展示物たちの電源が落とされてゆきます。そして、お台場のため息の出るような夜景をバックに、ひっそりとした夜の表情を見せ始めます。

数ある展示物の中でも、メンテナンスのために時間を延長させて点灯していることが多いのが、シンボル展示のGeo-Cosmos(ジオ・コスモス)。未来館に来たらまず見落とすことはない、あの大きな地球ディスプレイです。その姿はうっとりしてしまうほど美しく、「閉館後のお片づけ」の手をも止めてしまいます。

ジオ・コスモスをぐるりと囲む歩道「オーバルブリッジ」に映像が反射し、地球屏風に変わります。

そんな美しいジオ・コスモスをお客さまにもおすそわけできる、ロマンチックなイベント、特別夜間開館が、1月20日と21日に行われました。しかも、普段昼に行っている、ジオ・コスモスを使った実演もおひろめです。

 

夜の未来館。多くの地球儀は一面、青ですが、宇宙からみた地球は半分が昼で半分が夜です。

 

未来館のミッション、「つながり」を伝えるこの実演。海や大地と生き物のつながりに始まり、食物連鎖を介した生き物どうしのつながり…。

1950年からの海表面温度の上昇度を赤→黄→白の順で表しています。

海の温度が上がると、海流が変わり、海の生き物のすみかに影響します。

 

そして人と人とのつながり。誰かに笑いかけられたり、だっこされたりすることのない赤ちゃんは、栄養状態が良くても死んでしまう確率が顕著に上がります。人との接触だけではなく、光や音など感覚情報を全てシャットアウトされた人は、その状況から開放されるとまず目の前にいる人に抱きつくといいます。

人はひとりでは生きていけない、夜のジオ・コスモスはそんなことをリアルに感じさせます。未来館で働き始めた去年の1月頃、いや実はこのジオ・コスモスの実演を担当し始める去年の暮れまで、「つながり」は抽象的で、なんだかしっくりこないものがありました。でも、この夜間開館を通して、そんなモヤモヤはすっかり消えました。

今回のつながりの極めつけは、夜9時、閉館のアナウンスが流れても、なおジオ・コスモスを見つめ続けるカップルの、ぎゅうっと握りしめられた手と手。闇にぼーっと浮かびあがるジオ・コスモスを前に、なんともふさわしい光景。お見送りのお声をかけようと近寄った足が思わず止まりました。

手をつなぎたいあの子が思い浮かんだあなた、特別夜間開館のお知らせは、未来館ホームページのこまめなチェックに、Twitterのフォロー、おすすめします♥

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この記事への2件のフィードバック

夜間開館いってきました。

未来科学館にいくのも初でしたがとっても素敵でした。

問い合わせの電話をいれた際に応対の方がとても親切に応えてくださり最後に「寒いのでお気をつけていらしてください。」と言ってくださいました。

あーこれはいくしかないな、とご縁を感じてしまいました。

素敵な時間ありがとうございました。

ステラさんへ

夜間開館にお越しくださってありがとうございました。

よるの未来館の魅力をお楽しみいただけたようで、私もとてもうれしいです。直感を信じて来られて大正解だったのではないでしょうか??

昼の未来館、また違った顔が見れますので、今度ぜひおこしくださいね!

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