体験!一日科学コミュニケーター!

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若くてピッチピチな科学コミュニケーターの誕生です!

それは、江東区立深川第六中学校1年生の本名元さん長見将之さん藤原拓也さん齋藤志歩さん。2月1日(水)は、この4人に一日科学コミュニケーターとなり、活躍してもらいました!

本職・科学コミュニケーターと同じユニフォームを着て雰囲気バッチリ!

何のことかといいますと、職場体験です。

未来館は国立の科学館ですが、地方科学館としての面も持ち、江東区の学校向けに、職場体験の機会を提供しています。今回、科学コミュニケーターとしてお仕事するのは、インターネットのしくみを体験するワークショップの補助役です。

10:00  来館

第一印象は明るい元気そうな子たちばかり。安心しました。

そう、展示場での科学コミュニケーターは何はともあれ、接客業

人見知りしない明るさが大事です!

10:05  オリエンテーション

今日の流れの説明と、科学コミュニケーターとはどんな職業かのお話。

科学技術について説明することだけが私たちの役割ではありません。

今日は、そのおもしろさ難しさ、身をもって味わってもらいましょう。

10:15  インターネット物理モデル体験

まずは来館者と同じようにワークショップを体験し、今回やることを把握。

インターネットのしくみを、ボールを使って感覚的に理解できるワークショップです。

・ インターネットでは、(ONとOFF)の電気信号で情報をやりとりすること。

の二つしか信号を使えないため、人間の言葉では一文字でも、インターネットで送る場合、0と1が8つ並んでやっと一文字表現できること。

(例えば、「ア」は10110001)

・ 今回は、メッセージを0と1をのボールに置き換えて送ること。

(「ア」は●○●●○○○●)

・ 展示場は登ったり、くぐったり、指を挟むと危ないと伝えること。

などなど、科学的な解説、ワークショップの体験方法、楽しく体験してもらうための注意事項など、参加者に伝えなくてはならないことは意外と多岐にわたるのです。

「うーん・・・覚えられるかな?」と不安そうな一日科学コミュニケーターたち。。。

11:05  館内見学

自由見学の時間だったのですが、本番に備えて、4人で作戦会議

うん、うん。マジメですねぇ。私の中学生の頃とは大違い(苦笑)

11:15  インターネット物理モデル補助(1回目)

さて、科学コミュニケーター(補助)としてデビューです!

メイン役の久保と打ち合わせ。サポートの國府からは「接客業なので、声を張る!ピシッと立つ!などの檄も(笑)

いよいよ、本番。ちょっと緊張気味かな?

それでも、たった1回の体験で、伝えなければならないことは把握したよう。

一所懸命、参加者に伝えようとする姿勢、なかなかやります!

12:00  昼休憩

科学コミュニケーターの久保田端も交え、一緒にご飯タイムです。

「なぜ、この仕事に就こうと思ったのですか?」

「やってて楽しいと思ったことは何ですか?」など、一日科学コミュニケーターから本職・科学コミュニケーターへの質問が矢継ぎ早に(苦笑)

久保からは「実は、僕、宇宙飛行士になりたかったんですよ」と、私も初耳の発言が飛び出し、科学コミュニケーターはいろいろな人の集まりであることに「へー!」のリアクション。

私たちも4人に興味津々です。「なぜ、数ある職場体験の中から未来館を選んだのか?」と訊ねると、「理科が好きだから」「以前、来館して、興味があったから」と、この職業を身近に感じていた様子。4人のおかげで私たちも自分の仕事に手ごたえを感じることができました!

13:00  インターネット物理モデル補助(2回目)

お昼も食べてお腹いっぱいになったところで、2回目のワークショップ。

今度は田端がメイン役。先程の久保と進行が少し違うのでとまどっている様子。

2回目だけど、さっきとやり方が違う!?

そう、コミュニケーションに正解はありません

基本のシナリオはありますが、どのようなやり方が効果的か、個々の科学コミュニケーターが腐心し、日々、アレンジしています。

1回目の振り返りを活かし、先程よりも、気が利く立ち回りができ、参加者ともお話しようとする積極的な姿勢がでした!

13:45  まとめ

2回の体験で難しかったところを訊くと、「うまく解説できなかった」「声をかけられなかった」などなど。確かに、いきなり赤の他人と仲良くなることは難しいですが、「ちゃんと(セリフを)言わなきゃ!」よりも「お客さんと楽しく話そう!」という気持ちが何よりも大事なんです。今回の体験を通して、「科学コミュニケーターになりたい!」方はいなかったですが(苦笑)、4人とも「科学コミュニケーターになってもよい」と言ってくれました(笑)

14:00  館内自由見学、解散

さて、科学コミュニケーターのお仕事はワークショップだけではありません。実演や、展示場での来館者との会話も大事な仕事です。他のお仕事ぶりも見ていってくださいと伝えたところで、自由見学・解散です。

今回、コンビニの店員、幼稚園の先生、ラジオ局のDJなど、いろいろな職場体験があった中、未来館を選んでくれた4人。社会はさまざまな職業の人がいて成り立っていることを感じ、将来、社会に出るとき、今回の職場体験が少しでもお役に立てば、うれしい限りです。

担当した田端「職場体験はただの憧れじゃなく、体験でき、気づくことがあっていよいですよね。私が中学生のころにもあれば…。」とちょっとうらやましいながらも、人生の先輩として若者の道しるべである自覚を持ったよう。

科学コミュニケーターの卵となった4人のみなさん、お疲れさまでした!

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