未来の宇宙飛行士!?がやってきた!

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皆様こんにちは!

まだ肌寒い日もあるけれど、気がつけば、未来館のまわりでは桜もすでに散り、木々が新緑につつまれる季節になりました。未来館の科学コミュニケーターになって半年あまり。フロアで毎日お会いするたくさんのお客様との対話をなんとか記録しておきたくて、昨年末から未来館日記をつけています。

3月から4月にかけての今の時期は、全国各地から訪れる修学旅行の学生さんと、外国からの来館者が目に見えて多いですが、ロシア文学を専攻した私としては、やはりロシア語を話すお客様が気になるところ。日記を確認してみると、3月末から4月第一週にかけて、なんと50名近くのロシアの方にお会いしていました。

そんな私の日記から、最近の出会いをご紹介したいとおもいます。

さる4月12日、ロシア大使館付属学校の子ども達が未来館にやってきました。

英語の先生につきそわれた小学2年生と中学1年生、約10名のグループです。

この日はロシアで「宇宙飛行の日」。

1961年4月12日、当時のソビエトがユーリイ・ガガーリン宇宙飛行士を乗せたボストーク1号により、世界初の有人宇宙飛行を成功させたことにちなむ記念日です。朝一番に来館され、3階入り口を入ってすぐのところにある「願いの泉」を皆でのぞいているところに「ズドラーストヴゥイチェ(こんにちは)!」と声をかけると、

「ズドラーストヴゥイチェ!」と元気な挨拶がかえってきます。

あれ、あまりびっくりしないぞ・・・・・・。ちょっと意外に思ってきいてみたら、ボランティアスタッフからロシア語を話す科学コミュニケーターがいるときいていたのでした。

そのまま私も一緒に、近未来の暮らしを紹介する体験型展示「2050年くらしのかたち」へ移動。一人ひとりに付き添うことはできなかったけれど、6台の体験用端末に陣取った子ども達はすぐにキネクト操作のコツをつかみ、展示の舞台となっている「いとおか市」を散策しています。

何人かは体験ステップ2に進み、「いとおか市」への“住民登録”もしてくれました。住民登録をすると、街を散策中に入手した「技カード」を使って、「いとおか市」の暮らしをより良くすることができます。“市民”として、地域に貢献できるのです。

つづいて、宇宙から見た地球をイメージした未来館のシンボル展示「ジオ・コスモス」をぐるりと囲むオーバルブリッジを上り、5階の展示室へ。骨格標本や内臓模型、脳コーナー、ロボットを用いた手術や遺伝子情報を利用した未来の医療技術を紹介するゲームなどなど、面白そうなものを見つけるたびに友達をよび、トイレに行くのも忘れて展示から展示へと駆け回っています。

国際宇宙ステーションの住居棟模型を見学していたら、引率の先生が記念日であることを思い出されたので、すかさずオーバルブリッジを上りきったところにある宇宙飛行士の肖像写真ギャラリーでガガーリンの写真をご案内。

駆け寄った子ども達から「ガガーリンだ、ばんざい!」と歓声があがりました。

(左上がガガーリン。ヒトとしては最初の宇宙飛行士。)

(5階からオーバルブリッジを臨む。右手にジオ・コスモス、左手壁沿いが宇宙飛行士の肖像写真ギャラリー「宇宙への挑戦者たち」。)

次回はもっとゆっくり来たいですと言い残し、にぎやかな一団はお昼前、嵐のように去ってゆきました。人類が成し遂げた偉業と、その犠牲になった人々に捧げられた「宇宙飛行の日」。最近、日本の化学メーカーが新小学1年生を対象に実施した憧れの職業調査によると、男の子の間で宇宙飛行士の順位が17位から12位に上がったとか。

ガガーリンの快挙からちょうど半世紀後に未来館をおとずれた小さなお客様のなかからも、宇宙を目指す子供が出てくればいいな。

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この記事への1件のフィードバック

未来館のISSにはロシア語での表示もついていますよね。

そんなこともきっかけで、4月からロシア語講座を聞いています。

間違いなく未来館は、そんなきっかけ作りの場になっていると思います。

未来館がきっかけの宇宙飛行士、絶対出てきますね♪

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