"生(なま)"あります!

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、科学コミュニケーターの濱です。
3月ももうおしまいに近づき、ぐっと春らしくなってきました。
春といえば、お花見。花を愛でながら、暖かい日差しの下で冷たいビールなんて最高ですね。

外で過ごすのが楽しい季節ですが、ぜひ未来館にもおいでください。
今月、未来館の5階には新展示「細胞たち研究開発中」と「オピニオンバンク」がオープンしました!

展示の詳細はこちら

13_2-0_zenkei.jpg

春休みに入り、連日たくさんのお客様においでいただいています。

しかし、新たにオープンしたのは展示だけではありません。

今月から新しい実験教室「iPS細胞から考える再生医療」もスタートいたしました。

クラブmiraikanの会員を対象に、小学4年生以上参加可能な基礎編と中学校1年生以上の発展編の2コースがあります。
現在は基礎編の参加者を募集中です。
詳細はこちら。※クラブmiraikanの会員が対象です。ご注意ください。

この実験教室では参加者の方にiPS細胞を使った実験をご体験いただいています。
つまり、未来館にiPS細胞があるのです。

え、前からありましたよね?と思われた方。

通ですね。すばらしい。

たしかに以前からiPS細胞を顕微鏡でご覧いただく展示がありました。しかし、そのiPS細胞は薬品で腐らないように処理されたホルマリン漬けの死んだ細胞でした。

では、実験教室のiPS細胞はといいますと、当然、生きています!

正真正銘の"生"iPS細胞です。

iPS細胞.png

生きているiPS細胞のかたまりの写真です。写真ではわかりにくいですが、透明できらきらと瞬いていて、とてもきれいなんですよ。

iPS細胞を育てるなんて、未来館でできるんですか??という声が聞こえてきそうですね。

できます!

実は細胞を実験室で育てることは技術的には難しくはありません。体の中で細胞が生きている状態と同じにしてあげれば良いのです。

まず体温と同じ37℃、動脈血中の二酸化炭素濃度5%にしてあげます。そして血液の代わりに細胞に栄養などを与えるための液体に浸しておきます。この「培養」という技術は130年前にはじまりました。基本はこのように単純なのですが、私たちの体には260種類もの細胞があります。そのため、それぞれに最適な環境はちがっていて、適した培養方法も少しずつ異なります。iPS細胞もとても特徴的です。この詳しい話はまたの機会にしたいと思います。

でも今すぐ知りたい!と思われた方は、実験教室にご参加いただいたり、展示場で科学コミュニケーターに聞いてみてください。

また、直に研究者の話が聞きたい!という方は、新展示の総合監修者である浅島誠先生のサイエンティストトークもあります。

浅島先生.jpgのサムネイル画像

詳細はこちら

※コメントをする際は「ブログへのコメント投稿について」をご覧ください

※「名前」は、ハンドルネームでも構いません

コメントを残す