30年後の未来のことを考えてみよう!~映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの未来に生きて その2~

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先日佐竹も書いていましたが、2015年10月21日は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2」(以下、パート2)で主人公たちが訪れる未来のまさにその日!ということで、たくさんの記念イベントが企画されました。

いらなくなった服から作ったバイオエタノールを原料にして、映画に出てくる車型タイムマシン「デロリアン」を走らせるイベントもあったそうです。映画の中では生ゴミや缶を入れて燃料にしていましたが、それに近いものを実現しました!

(ちなみに、この作品の中でドクがタイムマシンとして改造した「デロリアン」は、実在する「デロリアン・モーター・カンパニー」という自動車製造会社が作った「DMC-12」という車。そう、「デロリアン」って車の名前だと思っている方が多いと思うのですが、実はメーカーの名前だったんですね。実はこのデロリアン・モーター・カンパニーではこのDMC-12が唯一製造された車のため、このDMC-12のことを表す通称として「デロリアン」という名前が使われるようになったのです。 )

パート2を改めて見返してみると、2015年の未来の部分は30分程度しかないのですが、その中で未来の技術がどんどん出てきます。飛ぶ車と空の道路、ホバーボード(浮くスケートボードのようなもの)、3D の映画 (ジョーズ19 笑)・・・。細かいものも合わせてざっと30個ほど!「本当にこんなものがあったらいいな!」「未来はきっとそうなっているだろうな!」と皆が思うようなものばかりです。 音声認識や大画面のテレビ電話など、この中に出てくる未来の技術は少しずつ実現してきているとはいえ、2015年の今観ても未来のように思えます。1980年代がどんな様子だったのかは、私はまだ生まれて間もなくてわからないのですが、1989年の公開当時には、2015年はものすごく技術が進歩した別世界のように思えたのではないでしょうか。そして、皆30年後の未来に思いを馳せたのだと思います。

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」という言葉があります。「想像力」は「創造力」へとつながります。「こうなったらいいな」「こんなものがあったらいいな」という願いから、新しい技術が生まれ、その願いが実現していきます。 そうして30年後の世界はどうなっているでしょうか?

そんなことを考えたくなったら、ぜひ未来館3階に来てください。

・技術革新の原動力

「願いの泉」から「創造力の川」、そして「豊饒の海」へ。植物のように光と二酸化炭素と水から有用な物質を作る人工光合成、今のコンピューターが苦手とする計算も瞬時にこなせる量子コンピューター ・・・。こうした先端技術は、「こんなものがあったらいいな」という人の願いから始まっています。すでに実用化されているものもあれば、実用化に向けて研究・開発されている最中のものもあります。どんなものがあったらいいか、それはどんな技術があればできそうか?「豊饒の海」に、ぜひあなたの考えを書いていってください。

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・2050年くらしのかたち

今から35年後の2050年の未来のくらしを考える展示です。ここでは、未来のくらしを実現する様々な技術が登場します。例えば「一人乗りヘリコプター」「リニア高速鉄道」「小型のウェアラブルコンピュータ」などなど。パート2で1980年代に30年後の未来の世界を考えたように、今から35年後、未来の技術を使って、あなたはどんなくらしがしたいかを考えてみましょう。 ※こちらの展示は2016年1月13日より改修に入ります。4月には内容も新たにリニューアルされる予定です。乞うご期待!

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もちろん、パート2の中の2015年の世界がそのまま実現したわけではないのはみなさんご存知の通りです。車もまだ地面を走っています。 でも、30年後の「未来」なんてあっという間に「現在」になるのかもしれません。

最後に、私はこのバック・トゥ・ザ・フューチャー 3部作がいちファンとして大好きです。何度も観て話は知っているのに、間に合うのか?!うまくいくのか?!といつもドキドキします。キャラクターも魅力的です。主人公マーティのアメリカの少年らしさやドクの科学への愛!そして、過去も未来も1つの時間軸の上にあって全部つながっているということ、未来は現在の先にしかないということを思います。

"未来"館に来て、家族と、友達と、そして私たち科学コミュニケーターと一緒に未来を考え、語り合ってみませんか?あなたのご来館をお待ちしています!

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この記事への2件のフィードバック

映画の中のタイムマシン「デロリアン」は、映画が公開された1985年当時、実際に販売されていた車だったんですね。そんな細かいこと気にも留めていませんでしたが、映画好きのマニアは映画に登場していたようにDMC-12をデコレーションしてたりしたんでしょうね。
さて、一番下の写真はどこで撮ったんですか?

吉田和人様

いつも当ブログにコメントをありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありません。

そうですね。私も今回初めて知りました。
写真は未来館の近くのお台場ヴィーナスフォートの中、ヒストリーガレージというところです。本物のDMC-12が展示してあります。
吉田様も機会があればぜひ見にいってみてください!

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