「16期メディアラボに対話ロボット来たる!CommU&Sotaのロボット談話室」

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みなさん、こんにちは、科学コミュニケーターの田代です。

たぎるような暑さの季節になってきましたね。

梅雨が明けたので、床屋に行ってきました。髪の毛を切ってもらいながら備え付けの液晶テレビを見ていたら、ロボットやAI(人工知能)のことが流れてきました。

それを見ながら、以前に別の番組で見た、ある企業の取り組みを思い出しました。カメラ・マイク・スピーカーが搭載された小型のロボットを職場に置き、インターネットを通して、自宅にいる上司がまるでそこにいるような感覚で、職場にいる部下と仕事をするというものでした。

こうした取り組みは、社会全体から見たらまだ少数でしょうが、実用化は着々と進んでいるようです。

みなさんは、こんなロボットのこと、どう思っていますか?

「ロボットと暮らしている自分」を想像したことはありますか?

将来、私がテレビで見たようなロボットが社会に広がり、会社や家庭でロボットが隣にいるような世の中になるのでしょうか?

などと、考えていたら、散髪は終了。だいぶ短くなりました。

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実は、この7月から未来館の3階にあるメディアラボがリニューアルしました。

メディアラボとは、情報技術を使った独創的な研究を紹介する展示コーナーのことです。少し前までは「アルクダケ 一歩で進歩」という展示でした。「アルクダケ」を体験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。このメディアラボでは過去に、素敵な展示をたくさん紹介してきています。

そして現在の展示は「ロボット談話室」。

コミュニケーションロボットと呼ばれるロボットが皆さんと会話をしてくれるという、とっても素敵な展示になりました。

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紹介します。皆さんを待っているのは、

コミュー(CommU)!

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そして、ソータ(Sota)!

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これまでの対話ロボットは、1対1が多かったのですが、ここでは一度に複数体のロボットと話をする、という大変珍しい体験ができます。

でも、ただ話をするだけじゃありません。会話の相手はロボットが3体。そして、人間はあなた1人だけ。全部で4人の関係で会話をします。

私も実際に体験してみました。

CommUから「どうぞ。」と言われ、3体のCommUに促されて入場。

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上手く話せるかな、どんな会話をしようかなと、まず不安な気持ちがありました。会話がはじまると、CommUが「しゅうへいさんはどう思う?」なんて聞いてくれることがありました。

私も一緒になって「そうだね。○○だよね。」なんて答えたりしているうちに、不安な気持ちはどこへやら。いつの間にか楽しく話していて、最後のころCommUに「それ、いいね!」なんて言ってもらうこともありましたよ。

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ちゃんと私もCommUたちの輪に入ってたんだなあと実感が持てた瞬間です。

体験時間が終わって、ついつい「またね。」

と、言ってしまうほど、仲良くなれた気分になりました。

これは、あくまで私の場合。

さて、次はみなさんの番です。こんな風にロボットに囲まれた状況をいろいろ予想してみてください。

あなたは、普段通りの会話をすることができるでしょうか?むしろいつもより会話が弾むかもしれない?それとも...?

出展者は、JST ERATO「石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト」の中で、人とロボットが自然な対話をするための研究を行っている先生方です。

この研究で大切にしているのは、人に十分な対話感(対話に参加しているという感覚)をもたらすこと。対話感とはつまり、私がCommUとの会話の中で感じた満足感に似たようなものです。会話が楽しいと感じるのは、なぜなのでしょう。逆に同じ会話をしていても、不満に感じる場合もあるかもしれません。もしそうだとしたら、その違いは何によってもたらされるのでしょうか。顔や表情なのか?それとも言葉のかけ方なのか?このようなことを研究しているのが、JST ERATOの先生方なのです。

このメディアラボの会期は10月24日(月)まで。(※好評につき延長しました!)

不思議なロボットとの会話を体験して、ちょっと未来を感じてみませんか?

そして、将来ロボットがどんな役割で私たちと関わることになるのか、考えてみてください。

体験をしたら、みなさんが感じたこと、思ったことを聞かせていただけませんか?

皆さんのロボットとの対話の様子やいただいたご意見が、人とロボットがお互いに居心地よく暮らせる社会に向けた研究に活かされ、未来につながります。

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皆様のご来場お待ちしています!

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