「もんもとすむいえ」のご紹介

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はじめまして、科学コミュニケーターの鈴木です。

未来館の中には展示開発課という展示を作る部署があり、

そこでおもに情報科学に関する展示の企画開発を担当しています。

よろしくお願いします。

展示を作るお仕事は毎日のように面白いことがあるので、

たくさんご紹介したいと思います。

まずは先日6月11日にリリースしました第9期メディアラボ「もんもとすむいえ」についてお話しします。

第9期メディアラボ 「もんもとすむいえ」

メディアラボは未来館の情報科学展示のひとつで、定期的に出展者が入れ替わったり、ラボ(研究室)としての試みがいろいろなされる、少し変わった展示ゾーンです。

今回の第9期はJST ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクトの皆さんにご協力いただいて、

2011年12月27日まで最先端のインタフェース研究成果を展示しています。

インタフェース?あまり聞き慣れない言葉かもしれません。

interface、日本語にすると「界面」や「境界」と訳されます。

情報科学の世界では人間と機械の間をインタフェースと呼びます。

たとえば私たちにとって一番身近なインタフェースデバイスといえばマウスやキーボードがあります。

ある日、皆さんのおうちにお手伝いロボットがやってきました。

「何でもできるよ!」と彼は言っています。

何をお願いしましょうか?掃除?洗濯?料理?

ためしに掃除をお願いすることにします。

「どこをお掃除しましょうか?開始座標と終了座標を入力してください」

…説明書を見てみると百科事典の百倍ぐらいの厚さがあります。

残念ながら自分で掃除した方が早そうです。

何でもできる万能ロボット、間違えないロボット、人間よりも高速強力にうごくロボット…

高性能なロボットを研究することも大事ですが、それだけでは私たちの生活は豊かにならないようです。

JST ERATO 五十嵐デザインインタフェースプロジェクトの研究総括である五十嵐健夫教授は「専門家が考えたお仕着せの方法に合わせるのではなく、使う人がその時その場その状況にあわせてロボットの振る舞いをデザインできるほうが良いに違いない!」と考え、さまざまな研究を行っています。

「お留守番の間、ここを片付けておいてね」「こういう風に服をたたんでね、最初は縦折りだよ」―まるでお母さんが子供にお手伝いをお願いするように、

「ごめん、掃除できなかった…」「最初は縦折りだったら次は横折り?」―子供がお母さんに尋ねるように。

ロボットたちが私たちの生活を豊かにしてくれる、そんな未来は遠いのでしょうか…

ぜひ未来館の3階、メディアラボで確かめてみてください。

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